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不動産業の従業員の給与と売上高の関係を分析すると、従業員給与の16倍が、その不動産業の売上高と分析される。
例えば、従業員一人の年間給与が300万円であるとすれば、その従業員一人の売上高は、
300万円×16=4800万円
4800万円ということになる。
従業員が4人いるとすると、その不動産業者の年間売上高は、
4800万円×4=19200万円
1.92億円ということになる。
財務省の財務総合政策研究所編の『財政金融統計月報』2013年10月738号の「平成24年度 法人企業統計年報特集」によれば、不動産業の法人企業の総数は、304,000社である。
総数の売上高等は、下記である。
売上高 32,681,659百万円
従業員給与 1,988,693百万円
従業員数 675,606人
不動産業の総会社数は、304,000社であるから、上記数値を304,000の数値で除せば、一社当りの数値が求められる。
不動産会社一社当りの数値は、下記である。
売上高 107,500,000円
従業員給与 6,540,000円
従業員数 2.2人
不動産業従業員一人当りの給与は、給与総額を従業員総数で除せば求められる。
1,988,639,000,000円
─────────── = 2,940,000円
675,606人
不動産業従業員一人当りの給与は、294万円である。
売上高と給与の関係は、売上高総額を給与総額で除せば求められる。
売上高 32,681,659百万円
───────────────── =16.4
従業員給与 1,988,693百万円
従業員給与の16倍が、不動産業の売上高ということになる。
資本金の区分ごとに、従業員一人当りの給与と売上高と給与の倍率を記すと、下記である。
資本金 一人当り給与 売上高給与倍率
1000万円未満 184万円 16.9
5000万円未満 275万円 16.6
1億円未満 326万円 13.9
10億円未満 366万円 12.2
10億円以上 430万円 21.6
従業員の給与は、資本金が大きい企業になるにつれて高くなっている。
鑑定コラム1217)「日本の不動産業の売上高はどれ程なのか」
鑑定コラム1128)「日本の不動産賃料収入は18兆円」
鑑定コラム1236)「不動産業 最適資本金は200億〜400億円」
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