私が不動産鑑定業を開業して間もない頃、ある弁護士が私に云った言葉が、今でも私の脳裏にはっきりと残っている。
「弁護士は、日本経済の回転の落ちこぼれで生きているのだょ。
日本経済の回転が止まったら、落ちこぼれが無くなり弁護士業は干上がってしまうょ。」
そのたとえ話を聞いた時、私は自分の職業である不動産鑑定業も不動産経済の回転の落ちこぼれで生きている職業では無いのかと感じた。
そういうこともあり、不動産経済の景気動向等が私には気になる。 不動産経済を担う不動産業の動向が気になる。
不動産業の倒産が増加し始めたことについて、最近2つの鑑定コラムを記した。
下記の2つである。
鑑定コラム1456)「平成28年1月不動産業の倒産が増えた」
鑑定コラム1438)「不動産業の倒産が増えだした」
2つの記事を書いたにもかかわらず、なおもう1つの記事を書かざるを得ない状況になった。
帝国データバンクが、2016年2月の倒産統計を発表した。
それに依れば、2016年2月の不動産業の倒産は20件で、前年同月比33.3%アップである。
20
──── = 1.333
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