大リーグアメリカンリーグのマリナーズからヤンキース、そしてナショナルリーグのマーリンズに所属球団を替えてきたイチローは、年齢と云うこともあって、代打要員もしくは第4の外野手の処遇にあり、なかなか試合に出してもらえない。
大リーグでの3000本安打まで、あと50本というのに、今シーズンにそれが達成出来るか。
ファンの一人として心配している。
2016年5月21日(日本時間5月22日)、ナショナルズとのゲームで、レギュラーの外野手が体の具合が悪いということで、イチローにゲーム出場の機会が与えられた。
1番左翼手で先発出場した。
久しぶりの先発出場で、イチローはやってくれた。
4打数4安打1四球である。
日本の野球で云えば、猛々打賞である。
4安打を打ったことから、通算安打2954本となった。3000本安打まであと46本となった。
マーリンズの監督に厚かましくお願いする。
打率3割を越えるイチローをもっと使って欲しい。
試合に出ないことには、ヒットを打つことが出来ない。
4打数4安打1四球をやってのける3割打者を、ベンチに暖めさせておくことは無い。
3000本安打を記録すれば、イチローは間違い無く大リーグ野球殿堂入りする。
そうすれば、所属していたマーリンズ球団の名前が永久に残る。
球団歴史の浅いマーリンズにとって、その事は大変名誉なことでは無かろうか。
イチロー一人の為に、そんな事で試合出場させることは出来ないという主張があろうが、大リーグとは云え、興業であろう。
フロリダ在住の日系人に、イチローの応援に球場にきてくれと宣伝し、日本のテレビ会社に、イチロー出場の放映権を買ってくれと云えば、日本のテレビ会社は、それに応じるであろう。
マーリンズにとって、興業的に損になる事にはならない。
イチローに試合出場の機会をもっと多く与えて欲しい。
一人のイチローファンの勝手なお願いである。
鑑定コラム1516)「2016年米球宴 イチローを懐かしむオルティスの言葉」
鑑定コラム1525)「イチロー3000本安打 見事なり」/a>
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