○鑑定コラム

1657）国交省土地総合情報システム一部復旧

　国交省のホームページの中の土地総合情報システムと土地総合情報ライブラリーは、メンテナンス作業のため、平成29年(2017年)6月10日からシステムを停止していた。

　メンテナンス作業はその文言の通りであるが、それはきれい事の文言であり、実際は、国交省のコンピュータに誰かが不正侵入して、サーバーから多くのデータが盗まれたために、再度不正侵入されないように、そして荒らされたデータの再編集とプログラムの書替等サーバーの復旧作業をしているということである。

　サーバーがクラッカーによってサイバー攻撃を受けて荒らされ、国交省の所有する個人情報が漏洩したのである。

　システムのメンテナンスという、あたかも定期的な点検である如くの用語でカモフラージユして深刻性を弱めて表現しているが、そんな状況のものではない。

　2017年6月26日(月)に、国交省の土地総合情報システムの一部が復旧し、サービスの一部が使えるようになった。

　2週間も経っても元の状態に戻ることが出来なく、PDFによるデータの一部しかサービス出来ないと云うことは、サーバーのダメージは深刻な状態であると推測される。

　2017年6月26日に一部復旧したという国交省のホームページのサービスの一部利用について、国交省は次の様にコメントする。