日本経済新聞が2017年9月9日の夕刊1面に、「ゴルフ会員権値上がり 景気回復で法人需要増」の見出しの記事が載った。
この見出しを見た瞬間、直観的に私の鑑定コラム938)の急激なアクセス増原因はこれだと思った。
2017年8月に入って鑑定コラム938)「ゴルフ場月別売上高の比率」に訪問者のアクセスが急増した。このことについては鑑定コラム1681)で何故なのかという記事を書いた。
何故、5年前に発表した記事に訪問者が急増しているのか、原因はさっぱり分からなかった。
9月9日の日経夕刊の記事を見て、アクセス急増の原因が分かった。
「関東ゴルフ会員権取引業協同組合(東京・千代田)がまとめた8月の関東圏の平均売買単価(主要150コース)は173万6千円。2カ月連続で前年を上回り、昨年末比で9.3%上がった。景気回復を背景に高額コースに法人需要が戻ってきている。」
と日経新聞は記す。
長い間下落を続けていたゴルフ会員権価格が、2017年7月が対前年比でプラス、8月も対前年比でプラスで、2ヶ月連続して対前年比プラスであるという新聞記事の内容である。
鑑定コラム938)「ゴルフ場月別売上高の比率」のアクセス増の原因は、多分ゴルフ会員権価格の上昇気配状況が原因していると、私は判断する。
ゴルフ会員権価格が底を打ち価格上昇に転じた気配が見えたことから、それに関して情報を得ようとして、ネット検索したところ、たまたま私の鑑定コラムが関連記事としてヒットしたので、「ちょっと見てみるか」と思われてアクセスしたということであろうか。
ゴルフ会員権価格が底値を脱して、価格上昇に転じているとは、私は全く知らなかった。
日本経済新聞の記者は、ゴルフ会員権取引業界への聞き込みをして、ゴルフ会員権価格の上昇傾向をキャッチして、記事にして、それを教えてくれた。
日経新聞が報じる関東ゴルフ会員権取引業協同組合まとめの関東圏主要150コースの会員権価格の推移は、ネットに載っていないことから分からないが、同組合がまとめた関東圏約330コースのゴルフ会員権平均相場の最近1年間の価格は、椿ゴルフのホームページに載っていたことから転載する。下記である。単位万円。
平成28年8月 120万円 平成28年9月 118万円 平成28年10月 114万円 平成28年11月 113万円 平成28年12月 111万円
平成29年1月 117万円 平成29年2月 121万円 平成29年3月 121万円 平成29年4月 121万円 平成29年5月 122万円
平成29年6月 121万円 平成29年7月 116万円 平成29年8月 125万円 平成29年9月7日 125万円