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大阪のビジネスホテルの料金を記す。
条件は名古屋と同じで、ビジネスホテル、シングルルーム、朝食付、一人の宿泊料である。
セミダブルのホテルは除外する。
大阪駅周辺のビジネスホテルとする。
宿泊日は、平成30年7月10日(火)で、調査した日は平成30年6月23日である。
ホテル料金は、私がいつも使っているホテル予約ネットの「じゃらんnet」(リクルート)に発表されている料金とする。
ビジネスホテル料金は下記である。
ホテル名
|
料金
|
アパホテル御堂筋本町駅東
|
7080
|
ヴィアイン梅田
|
11500
|
ホテルグランヴィア大阪
|
17300
|
リーガロイヤルホテル
|
11500
|
大阪新阪急ホテル
|
14000
|
ホテルユニゾ大阪淀屋橋
|
8900
|
大阪第一ホテル
|
14270
|
スーパーホテル大阪天然温泉
|
5000
|
クロス・ウエーブ梅田
|
8000
|
三井ガーデンホテル大阪プレミア
|
18900
|
ANAクラウンプラザホテル大阪
|
17500
|
ドーミイン梅田東
|
10000
|
ハートンホテル西梅田
|
13200
|
ホテル法華クラブ大阪
|
9500
|
ホテルコルディア大阪
|
11880
|
ホテル京阪淀屋橋
|
10270
|
R&Bホテル梅田東
|
5700
|
新阪急ホテルアネックス
|
12430
|
ホテルイングランデ梅田
|
10000
|
ホテルインモンテ
|
9000
|
ホテル阪神大阪
|
15900
|
スーパーホテル梅田肥後橋
|
8000
|
リーガ中島イン
|
8480
|
センターホテル大阪
|
7300
|
ホテルWBF淀屋橋西
|
6450
|
ホテルニュー松ヶ枝
|
7360
|
ホテルサンルート梅田
|
8900
|
ザ・ホテルノース大阪
|
6200
|
シティルートホテル
|
5380
|
平均
|
10341
|
標準偏差
|
3814
|
変動係数
|
0.369
|
平均料金は10,341円である。標準偏差は3,814である。変動係数は0.369である。
大阪のビジネスホテル料金は、やはり京都よりかなり高い。
名古屋より1,200円ほど高い。それは当然と思われる。
平均料金のホテルは、ホテル京阪淀屋橋、ドーミイン梅田東、ホテルイングランデ梅田辺りである。
ホテル料金の分布は、下記である。
料金ゾーン ホテル件数
5,000円台 3
6,000円台 2
7,000円台 3
8,000円台 4
9,000円台 2
10,000円台 3
11,000円台 3
12,000円台 1
13,000円台 1
14,000円台 2
15,000円台 1
16,000円台 0
17,000円台 2
18,000円台 1
ゾーンのホテル数を見ると、下記である。
5,000円〜8000円台 12ホテル
9,000円〜11,000円台 8ホテル
12,000円〜18,000円台 8ホテル
5,000円〜8,000円台が多いが、低い料金から高い料金まで、価格帯に万遍なくホテルがある。
ビジネスホテルの料金も、最後は東京である。さて東京のビジネスホテル料金はどれ程の金額であろうか。4都市の料金から推定出来れば素晴らしい。
不動産鑑定評価で同一需給圏という甚だ曖昧な訳の分からない用語がある。
その範囲もどこまでを指すのか規定が全く無い。
それをよいことにして、町田の介護施設の家賃を求めるに三浦半島にある賃貸事例をもってきて比較する。
横須賀のショッピングセンターの賃料評価に、海を越えた木更津の賃貸事例とか四街道の賃貸事例をもってくる。
全てこの行為は、同一需給圏という考え方のなせる技である。賃料と土地価格とは密接な関係があり、かつ形成されているから、同一需給圏であるからと云って、遠く離れた賃貸事例等を持ってきて比較すべきものではないと私は思うが。
ビジネスホテルの立地は、同一需給圏の考えに従えば、岡山も、大阪も、京都も、名古屋も東京も同一需給圏ということになる。
とすると、岡山、京都、大阪、名古屋のビジネスホテル料金から東京のビジネスホテル料金が分かることになる。
ホテル料金と賃料とは異なると反論する人はいるであろうが、企業収益還元法と云う手法もあり、企業の売上高から土地価格を求めることも不動産鑑定の手法の1つである。
同一需給圏を広く捉えている不動産鑑定士の方々、岡山、京都、大阪、名古屋のビジネスホテル料金が分かっているから、東京のビジネスホテルの料金を論理的に推測してはいかが。 答は明日分かる。
鑑定コラム1795)「名古屋ビジネスホテル料金 平成30年7月」
鑑定コラム1796)「京都ビジネスホテル料金 平成30年7月」
鑑定コラム1797)「岡山ビジネスホテル料金 平成30年7月」
鑑定コラム1806)「帝国ホテルの宿泊費は安いのではないか」
鑑定コラム2042)「ビジネスホテル宿泊料金が激しく下落している」
鑑定コラム2069)「名古屋のビジネスホテル料金 前月比▲10%ダウン 2020年4月14日料金」
鑑定コラム2088)「東京のビジネスホテル料金 前月比▲18%ダウン 2020年5月19日料金」
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