米大リーグ・エンジェルスの投打二刀流の大谷翔平選手が、2019年6月14日(日本時間)、フロリダのタンパベイ・レイズとの試合で、1塁打、2塁打、3塁打、本塁打を打つサイクルヒットを成し遂げた。
最初の打席は左中間越えのスリーラン本塁打、2打席目は左中間の2塁打、3打席目は、右翼線の内側へ3塁打である。
そして4打席目は、果たして単打が出るか、出ないかと期待わくわくしてテレビ画面を見ていた。フアウルで粘り、投手のボールに慣れ投手の癖を知り、投手の投球を自分有利に向けさせる。そして中堅手・右翼手の中間の前あたりにシングルヒットを打つ。
サイクルヒット達成である。見事な打撃術である。 拍手喝采。
イチローですら出来なかったサイクルヒットを、2年目に大谷は成し遂げた。
昨秋肘を手術し、今季は投手を断念し、打者に専念するという状態でのサイクルヒットの達成である。
勿論日本人初めての大リーグ記録である。
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