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2041)2019年の卸売業・小売業の売上高は460兆円 対前年比▲2.4%減

 経済産業省が、2020年1月31日に、「商業動態統計」調査の2019年12月分の速報値を発表した。

 卸売業、小売業の売上高とその対前年同月比は、下記である。

                        売上高          前年同月比

      卸売業   27兆6620億円    ▲6.3%  小売業 13兆7580億円    ▲2.6%

 卸売業・小売業の売上高は、対前年同月比で、3ヶ月連続で減少している。これは、やはり消費税の値上げの影響が及んでいると考えられる。

 消費税の課税が実施された2019年10月以降の売上高の対前年同月比を記すと、下記である。

 2019年10月の売上高の対前年同月比は、

      卸売業     ▲9.57% 
            小売業        ▲7.0%
である。

 2019年11月の売上高の対前年同月比は、

      卸売業     ▲6.77% 
            小売業        ▲2.1%
である。

 2019年10月〜12月の2019年第4四半期の卸売業・小売業の対前年同月比売上高は、減少している。

 2019年1年間の売上高を経済産業省は、同時に発表している。下記である。
 右側は、対前年比である。

      卸売業   315兆0270億円    ▲3.5% 
            小売業      145兆0420億円    +0.1%
             計         460兆0690億円        ▲2.4%

 卸売業・小売業の対前年比2.4%の売上高減は、2019年(暦年)の国内総生産にどれだけの影響を与えるであろうか。


  鑑定コラム2016)
「国内総生産の最高は、2019年9月直前1年間の554兆円か」

  鑑定コラム2012)「2019年10月小売業売上高前年同月比▲7.0%減」

  鑑定コラム2040)「日銀政策委員の2019年度実質GDP+0.8%アップ」

  鑑定コラム2043)「卸売業・小売業の2019年(暦年)名目国内総生産への影響度の推定」


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