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2059)国内銀行の2019年不動産業貸出額 11.07兆円

 日本銀行が2020年2月10日に、2019年第4四半期(2019年10月〜12月)の銀行の貸出先別貸出額を発表した。

 第4四半期の国内銀行の不動産業への貸出額は、2兆6028億円である。

 1年前の2018年第4四半期(2018年10月〜12月)の貸出額は、2兆3890億円(発表時、以下同じ。2020年2月10日の発表値は2兆4351億円に変更されている。)であった。

 貸出額は、対前年同期より1,138億円の増である。

                  2兆6028億円−2兆3890億円=2,138億円

 率にすると、8.9%の増である。

                        26028
                     ─────= 1.0894 ≒ 1.089                   
                        23890

 2019年1年間の貸出額は、

        2019年03月  3兆3410億円
        2019年06月  2兆1381億円
        2019年09月  2兆9896億円
        2019年12月  2兆6028億円
         計     11兆0715億円

11兆0715億円である。何度も言うが、金額は何れも発表時の金額である(後日どうした訳か知らないが変更しているのがある。発表後数値の変更を何度も見せられると、日銀への信頼性が徐々に無くなってくる。)。

 2018年1年間の国内銀行の不動産業貸出額は、11兆0434億円(各四半期発表時の金額の合計)であった。

 2018年と較べて281億円増加した。0.25%のアップである。微増である。

 各年の国内銀行の不動産業貸出額は、下記である。(金額発表後変更している場合もある。)

     2006年    9兆2034億円
     2007年    10兆1575億円
     2008年    8兆4282億円
     2009年    6兆6595億円
     2010年    7兆6743億円
     2011年    7兆7026億円
     2012年    8兆2381億円
     2013年    9兆5477億円
     2014年    10兆0850億円 
     2015年    10兆7332億円 
     2016年    12兆3388億円 
     2017年    11兆7070億円 
          2018年       11兆0434億円
          2019年       11兆0715億円


  鑑定コラム1880)
「2018年不動産業への貸出額 対前年比▲5.7%減の11.04兆円」

  鑑定コラム1923)「不動産業への国内銀行年間貸出額11兆円を割る」

  鑑定コラム2002)「不動産業貸出 対前年同期比4.0%増」


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