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日本銀行が、2019年2月8日に、2018年第4四半期(2018年10月〜12月)の貸出先別貸出額を発表した。
2018年10月〜12月の間の国内銀行の不動産業への新規貸出額は、2兆3890億円であった。
前年同期は、2兆5675億円(発表時)であった。前年同期比で、
2兆3890億円
──────── =0.930
2兆5675億円
▲7.0%減である。▲7.0%減は大きい。
2018年1年間の国内銀行の不動産業への貸出先別貸出金額は、下記である。(四半期金額は、発表時のものであり、その後訂正されているのもある。)
2018年3月 34655億円
2018年6月 23131億円
2018年9月 28758億円
2018年12月 23890億円
計 11兆0434億円
2018年1年間の不動産業への国内銀行の新規貸出額は、11兆0434億円である。
2017年1年間は、11兆7070億円であった。これが1年後には11兆0434億円になった。
11兆0434億円
─────── ≒ 0.943
11兆7070億円
▲5.7%の減額である。
2016年1年間は、12兆3388億円であった。これがピークで貸出額は減少傾向にある。
土地価格は天井を打っている。
過去の国内銀行の不動産業への貸出額を記せば、下記である。(金額発表後変更している場合もある。)
2006年 9兆2034億円
2007年 10兆1575億円
2008年 8兆4282億円
2009年 6兆6595億円
2010年 7兆6743億円
2011年 7兆7026億円
2012年 8兆2381億円
2013年 9兆5477億円
2014年 10兆0850億円
2015年 10兆7332億円
2016年 12兆3388億円
2017年 11兆7070億円
2018年 11兆0434億円
ぼやきを一つ入れたくなる。日銀の貸出金額が発表後、いつの間にか僅かであるが異なっている。どうして金額がくるくる変わるのであろうか。
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