2196)アクセス1000件の鑑定コラム398)に驚く(2021年1月2日〜5日)
当ホームページの鑑定コラム398)に、2021年1月2日〜5日の4日間に1000件のアクセスがあった。
過去に発表した一つのコラム記事に、4日間で1000件のアクセスがあった事に驚く。
鑑定コラム398)の題名は「最悪の2008年の箱根駅伝」である。このコラムは2008年1月6日に発表したもので、今から13年前の記事である。
記事内容は、398)のコラムを読んで頂ければ分かるが、正月2日と3日に行われる東京箱根間往復大学駅伝競走(以下「箱根駅伝」と呼ぶ。)における選手の健康管理を監督は怠っているという辛口の記事内容のものである。
真冬の寒い時の汗をかく運動は、脱水症と低体温症に陥る可能性があり、最悪の場合、命を落とす危険性もある事から、監督は充分それを熟知し、選手の健康管理の指導をしなければならないという内容のものである。
2021年の箱根駅伝は、2021年1月2日往路、3日復路として、東京大手町から箱根芦ノ湖のいつもの往復路で行われた。
2日の往路は、創価大学が1位になるという予想外の結果が起こった。
優勝候補の青山学院が、12位だった。青山学院は花の2区で失速し、5区の山登りで、選手が脚にけいれんを起こし、ふらつき立ち止まり、脚のけいれんを止めようとする。痛いのを我慢して顔をゆがめ走り始めるが再びけいれんを起こし立ち止まる。
疲労と水分不足(脱水症状)による脚のけいれんである。
テレビでこの映像を見たとき、青山学院の監督は、青山学院を駅伝王者に仕立て上げた名監督と世間では呼ばれているが、選手の健康管理を怠っている監督だなと感じた。
寒い箱根をランニングシャツと薄いパンツで選手を走らせる判断そのものが間違っているのに、その上脱水症状を生じさせるとは、とても名監督と云えるものでは無いと。
復路は9区まで創価大学がトップを走った。10区の鶴見中継所では、2位の駒沢大学との時間差は3分19秒あった。
「ゴールの大手町まで23kmの長丁場であるが、箱根駅伝に出る選手であるからには3分19秒を縮められる事は無いであろう。創価大学の初優勝か。」
と私は思った。
10区のトップ走者の前を走るテレビ車が送る映像が、テレビに映し出された。
正面から見たトップの創価大学の選手の走り方の映像を見たとき、
「走り方がおかしいぞ。右側脚のけり足首が外側に跳ねている。蹴りがハの字の形になっている。この走りで長距離が走れるのであろうか。この走り方では体幹がぶれる。体力が余計消耗される。監督はこの走り方を、かっての瀬古利彦氏のごとくの走り方に何故直さなかったのか。この走り方でトップゴール出来れば良いが。」
と感じた。
2位の駒沢大学の選手の走り方を見たら、かっての瀬古利彦氏の走り方のごとく体幹がぶれず一直線に綺麗なフォームで走り、スピード感がある。
「これは、ひょつとすると創価大学に追いつくかもしれない。しかし3分19秒を縮めるのは無理であろう。」
と思いながら、テレビの実況を見続けた。
創価大学が逃げ切れるか、駒澤大学が逆転出来るかと。
鶴見中継所から13.3kmの新八ッ山橋で、トップの創価大学と2位の駒沢大学間の時間差は1分57秒と縮まった。
「こりゃ、ひょっとすると駒大は追いつき、逆転優勝するかもしれない。」
と私は思い始めた。
銀座中央通りに入り、トップ創価と2位駒大の差は殆ど無くなった。
トップ創価の選手の走りに力強さが無い。スピードが上がらない。体幹の揺れが大きい。顔がゆがんでいる。目に輝きが無くうつろだ。おかしい。
脱水症状をおこしているのでは無いのかと思われた。
駒大がトップになった。後の伴走車のマイクから監督の声がテレビを通じて聞こえる。
創価大学の監督も選手の健康管理を怠った。
給水ポイントで一口の水を飲んで給水係の部員にペットボトルを返すので無く、ペットボトルを100メートル程度抱え、2口、3口と水を飲めと、伴走車から何故指示しないのかと私には思われる。給水の取り方、飲み方の訓練をしているのか、全くおこなっていないのでは無かろうか。
創価大学は優勝を逃した。創価大学の監督も負けるべくして負けたと私には思われる。
ネットで検索エンジンのグーグルに「箱根駅伝 脱水症状」と入力すると、私の鑑定コラム398)がトップ面に出て来る。1000人もの多くの人々が、グーグル、ヤフーで検索して、私のコラムを訪れたのではなかろうかと推測する。
訪れられた人々に感謝したい。訪問有り難うございます。
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