2021年11月11日、北海道恵庭市に行って来た。
恵庭市は寒かった。マフラーは使わないであろうと思っていたが、用心して持って行った。襟巻が必要とする寒さだった。
羽田から新千歳行きの飛行機は、前方の席は埋まっていたが、後方の席はガラガラであった。搭乗率は60%程度であろうか。
新型コロナウイルスの鎮静化からか、搭乗客は増えて来ているようである。
恵庭市役所で、都市計画用途地域、評価対象地の接面する道路の道路名と幅員、上下水道の埋設管の径を調べ、次いでに上下水道の職員に埋蔵文化財包蔵地の有無を調べたいが、それは市役所の何階にあるか尋ねた。
職務内容が異なるため職員は庁内電話をかけて調べてくれた。
返事は、埋蔵文化財の担当部署は、市役所内には無い郷土資料館が担当という。
どこにありますかと云うと、市役所からずっと離れた、恵庭市市街地の外れにあるという。
地図を出して来て、ここですと示してくれた。広大に広がっている恵庭市の市街地の外れにあるようである。
市役所に何で来ましたかと聞くので、徒歩と答えると、徒歩ではちょつと無理の距離ですという。
恵庭駅と市役所の距離を地図で見て、市役所から郷土資料館への距離を推しはかると、とても徒歩では無理である。
市役所でタクシーを呼び、恵庭市の市街地の外れにある恵庭市郷土資料館に向かう。
相当の時間がかかった。恵庭市郷土資料館で降りてタクシーを帰えしてしまうと帰れなくなることから、タクシー運転手に20分程度待っていただけるかと話すると、運転手は快く待つという。
郷土資料館事務室に向かい担当者と会い、要件を話す。
その場で埋蔵文化財包蔵地の地図を出して、有無を調べてくれるとばかり思っていたら、調査の場所に印して提示したゼンリンの地図をコピーして良いかと私に聞く。
ゼンリンの地図使用に付いては、毎年著作権使用料を支払ってゼンリンから著作権使用の許可を私は得ているから、道路巾員等の書き込みしてあるゼンリンの地図コピーを許可した。
事務係員の言葉は、包蔵地の有無の返事する迄に1週間程度かかります。調査する土地の所在地番とファックス番号、そしてあなたの住所・氏名を書いて下さいと云われた。
即刻調べて有無の返事が出来ないのですかと云っても、1週間程度かかるという返事が戻ってくる。
何の為に安くないタクシー代を使って恵庭市の市街地の外れにある郷土資料館に来たのか分からなくなってきた。
担当役所がそういうのであれば、仕方無い。それに従わざるを得ない。
折角北海道に不動産鑑定に行ったのである。不動産鑑定の鑑定評価に使用するであろう北海道と恵庭市のデータ情報を2,3件記す。
公益財団法人東日本不動産流通機構の『レインズタワー』の「年報マーケットウオッチ」によれば、北海道地方の2002年から2020年迄のマンション賃料は、下記である。単位は円/uである。
年 | 北海道マンション賃料 円/u |
2002 | 1122 |
2003 | 1398 |
2004 | 1408 |
2005 | 1375 |
2006 | 1344 |
2007 | 1314 |
2008 | 1270 |
2009 | 1212 |
2010 | 1176 |
2011 | 1221 |
2012 | 1236 |
2013 | 1209 |
2014 | 1216 |
2015 | 1229 |
2016 | 1285 |
2017 | 1241 |
2018 | 1334 |
2019 | 1310 |
2020 | 1288 |