2009年8月15日 64年前太平洋戦争が終わった日である。
戦死した人々の冥福を黙して祈る。
今は亡き父が、死ぬまで帰ってくるのでは無いかと帰りを待ち望んでいた一人の弟、私にとっての叔父は戦地からついに帰って来なかった。
大学助教授の職にあって兵士として戦争にかり出され、南の方の国に行ったまま、帰らぬ人になってしまった。
誰がこの責任をとってくれるのであろうか。
自己責任であるとでも言うつもりであろうか。
8月15日が暑い日であればあるほど、森山良子が唄うザワワの曲が想い出される。そしてその歌詞の中の「鉄の雨」という言葉が忘れられない。
" ザワワ ザワワ・・・・・・・
昔、海の向こうからいくさがやって来た・・・・・・・・
あの日、鉄の雨にうたれ父は死んでいった。夏の日差しの中で・・・・・"
鑑定コラム200)「見抜かれている日本人の行動」
鑑定コラム323)『硫黄島からの手紙』という映画