ホームページの鑑定コラムの更新がおろそかになったが、北海道に行って来た。
拙著『賃料<地代・家賃>評価の実際』(プログレス)を購入された企業の幹部の方から、賃料の鑑定評価をどうしても頼みたいという申し込みがあった。
現在賃料の裁判中で、相手側より出された不動産鑑定書を、私の著書を手本にして読むと間違いだらけで、不当鑑定書ではないかと思われる。
ついては私に適正な賃料鑑定をして欲しいというものであった。
相手側の出方次第、或いは判決次第では、最高裁まで徹底的に争うと、甚だ鼻息は荒い。
安くない著書を購入していただき、中を読み、そして鑑定評価の依頼である。
著者冥利に尽きる。
しかし、場所が北海道であり、現在冬である。
冬の北海道に行くのかと思うと、依頼を引き受けるのに少し躊躇した。
でも、依頼者が私の著書を読んで、是非にとの鑑定依頼ということであれば、断ることも出来ないであろう。
札幌の雪祭りも終わっており、飛行機の搭乗券も取り易いであろう。そしてホテルの予約も取り易いであろうと思い、2011年2月の中旬冬の北海道に賃料の評価に行くことに急遽した。
2泊3日の日程で北海道に行って来た。
いつものことで、仕事の調査に追いまくられて、観光など出来ない状態であるが、時間を見つけて、2ヶ所のみ行って来た。
一つは、札幌駅前のアカエゾマツがどれくらい大きくなっているかをみること。
もう一つは、宴の後ではないが札幌雪祭り(2011年2月6日〜13日開催)が終わった後の、札幌大通り公園の姿はどうなっているだろうか見てみたいということであった。
アカエゾマツは少し大きくなっていた。
下記の写真である。