○鑑定コラム


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782)一週間前は講義を受ける立場、一週間後は講義する立場

 2011年7月2日(土)、3日(日)の2日間は、賃料講義を東京周辺在住の不動産鑑定士の受講生に行った。

 少人数の寺子屋授業の様な賃料講義である。今年4回目の講義である。
 新規賃料と継続賃料について、多くの不動産鑑定士が陥る落とし穴について教え、賃料評価の実際について具体的な話をした。

 賃料評価として首をかしげる実際の鑑定書の例を示して、この様な賃料の鑑定書を書いてはいけませんという話もある。

 一週間前は、アメリカ人の英語の機械設備の評価の講義(日本語の同時通訳付)を受けていた。講義を受ける立場にあった。

 一週間後は、講義をする立場となる。

 賃料講義を受けた不動産鑑定士から、大変役に立った講義であったという御礼のメールが入る。

 講義する側にとっては、聞く人が満足しているのか、講義を聞いて良かったのかはさっぱり分からない。

 受講生から役に立った講義だったというメールが入ることは、講義する側としては、大変嬉しい事である。

 去年から賃料講義を初めて、受講生は100名近くになろうとしている。

 賃料評価がまともに出来る不動産鑑定士は、日本全国でもあまり多くない。
 100名近い受講生が出て来たということは、私の考え方を身につけて賃料評価をする不動産鑑定士も増えてくることと思われる。

 100名近くに達すれば、一応まともな賃料評価が出来る不動産鑑定士を育てようという賃料講義当初の目的は達成されそうだ。

 あと一、二回の賃料講義を開いて、しばらく休みとしょうか。


 鑑定コラム780)
「イエロー・アイロン?」

 鑑定コラム773)「同じ鑑定会社より二人も自費で参加した賃料講義」

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