都心の商業地は、日銀の金融の超超超緩和のアベノミックスとリートバブルで大幅に値上りしているのにもかかわらず、店舗の賃料はなかなか値上りしなかった。
しかし、やっと店舗の賃料が値上りし始めた。
リートバブルが終わろうとする頃に。
日本銀行は、企業向けサービス価格指数を発表している。
その指数の中に、「不動産賃貸」の部門がある。
その不動産賃貸部門の指数の一つに、「店舗賃貸」の指数がある。
店舗賃料の指数である。
この指数は、店舗の新規賃料のほかに、店舗の継続賃料も含まれていると推測され、むしろ継続賃料のデータの方が多いのでは無かろうかと思われる。
そうしたことから、どちらかといえば継続賃料の店舗家賃指数の性格が強いと言える。
2014年1月〜12月までの店舗賃貸指数は、下記である。 2010年=100
2014年01月 98.4 2014年02月 95.2 2014年03月 98.6 2014年04月 99.4 2014年05月 99.8 2014年06月 99.5 2014年07月 99.5 2014年08月 100.0 2014年09月 98.8 2014年10月 99.6 2014年11月 100.4 2014年12月 102.2 平均 99.3
102.2 ──── = 1.0386 ≒ 1.04 98.4
2011年 98.8 2012年 98.5 2013年 97.6
2014年平均 99.3 ──────────── = 1.017 ≒ 1.02 2013年平均 97.6