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1700)田原塾60回 3人の幹事に感謝

 2017年10月19日(木曜日)は、東京の都心の最高気温が12度3分と13度を切り、その気象現象は10月中旬としては、昭和32年以来、60年ぶりと、NHKのニュースは伝える。

 寒かった。

 北アルプスの奥穂高岳と北穂高岳を結ぶ稜線のコル(鞍部)にある穂高岳山荘のツイッター(「穂高岳山荘@3190」)は、

 「今朝7時頃の気温は-4℃でした。
 昨晩雪が降り出し、山荘前は約5cmの積雪となっています。
 10:01 - 2017年10月19日 」

とツィッターする。

 穂高岳山荘ツィッターのアットマークの後の「3190」は、奥穂高岳の標高を表しているのではなかろうかと思う。

 その10月19日の夜6時半より、東京赤坂見附のホテルニューオータニの小さな部屋で、田原塾が開かれた。それは60回目の開催であった。

 8、9年程前だったか、秋田から福岡までに営業展開していた大手ショッピングセンターの20店舗近くの賃料の鑑定評価をした。

 その20店舗近くのショッピングセンターの賃料の鑑定評価を通じて知り合った不動産鑑定士4人が、時々居酒屋に集まり、飲み会を開いていた。

 1つテーブルを囲み、私は今迄経験した賃料評価の裁判での失敗談や鑑定評価基準の未熟さ、間違いを3人の若い不動産鑑定士に話した。

 若いといっても、私から見たら年齢が若いだけのことで、キャリア十分の不動産鑑定士として中堅どころの3人の不動産鑑定士は、初めて聞く話の内容が面白いのか聞き入った。

 そして云いだした。

 「田原さんの話は面白い。
 勉強になる。
 もっと多くの人にその話を聞いて貰いたい 。
 話を聞く機会を設けるから、話して頂けませんか。」

と云う。私を除く3人が幹事になり、会を運営していくと云うのである。

 そうまで云われれば、話しすることを引き受けざる得ない。

 内幸町の帝国ホテルの南隣にある旧大和生命ビル(現日本ビルファンド日比谷ビル)の地下1階にある会員制の居酒屋「うすけぼー日比谷店」で、酒を飲みながら賃料の話をすることになった。

 田原塾の始まりである。

 人づてに噂を聞き、徐々に参加者が増えてきた。

 しかし、居酒屋では、隣の部屋の話し声や笑い声が聞こえ、私の話が聞き取りにくいという弊害が出て来た。

 幹事が、幹事の人脈を通じて講話が出来、料理も出、酒も飲み放題できるという場所を見つけて来た。

 「そこへ移ってはどうですか。」

と私に聞く。

 場所を聞いて、「エッ! そんな高級で立派なところで開けるの?」と私はびっくりしてしまった。

 「お金は?」

と聞けば、うすけぼーで支払っていた金に少し上乗せする程度である。

 その場所で、その金額ならばと、直ぐOKを出した。

 幹事達の人脈の広さ、深さ、情報量の多さには恐れ入った。私には到底見つけ出せる場所では無い。

 その場所とは、赤坂見附にあるホテルニューオータニの中にある40人程度の集まりが出来る広さの部屋であった。

 現在月一回田原塾を開いている部屋である。

 田原塾は、月一回夜6時半から1時間私が講話する。

 メーンは家賃・地代の評価の話であるが、その時々の土地価格等の話もする。

 出来るだけ新しい情報、かつオリジナルな視点から見た情報の提供を心がけている。

 講話が終わりかける頃になると、部屋の一部にバイキング料理、アルコールが運び込まれる。

 講話が終わってから2時間、同じ部屋が懇親会場になる。

 懇親会は、互いの考え・情報の交換の場となる。参加者が、その時に行っている鑑定評価での悩みの相談の場ともなる。

 午後9時半を目途に田原塾・懇親会は終了となる。

 そうした田原塾が、60回を迎えた。

 月1回の開催であるが、夏の8月と暮れの12月は休会としているので、実質は年10回の開催である。

 60回目であるからと云って特別な話をした訳ではない。

 家賃の利回り法について、話した。

 家賃の利回り法の鑑定書の実例を示しながら、継続賃料利回りが「標準として」が「踏まえて」になったということ、そして「期待利回り」を考慮せよと云うことに鑑定基準が改正されたこと等について話した。

 会員の中に60回目と云うことを聞き、しばらく参加されていなかった仙台の不動産鑑定士が駆けつけて下さった。

 「今日は東京で泊まりですか。」

と聞いたところ、

 「いえ、懇親会が終わったら、新幹線で仙台に帰ります。」

と云う返事が返って来た。

 私の話を聞くために、仙台から新幹線の往復乗車料金を支払って、わざわざ東京に来て下さる。それもとんぼ返りである。頭が下がる。

 女性の不動産鑑定士4人の参加もあった。

 新しい参加者も一人おられた。

 私の鑑定コラムを読まれているとのことで、最近の『建物価格評価の落とし穴』の記事は「目から鱗」という感想を述べられていた。

 ありがたいことである。

 60回続いている田原塾の運営に、私は全くタッチしていない。

 3人の幹事が、講話資料の配付、次回開催日時の決定と連絡、受付、会費の授受、会場費の精算、懇親会の進行等全てやってくれている。

 3人の幹事がいたからこそ、60回も会合は続いている。

 素晴らしい3人の幹事達である。

 その3人の幹事は、

    不動産鑑定士  尾藤 哲
    不動産鑑定士  田村 直之 
        不動産鑑定士    五十嵐 恵美

の3方である。

 3人の幹事に感謝する。有り難うございます。


****追記 2017年11月6日 3人の幹事のメールアドレス

 田原塾3人の幹事のメールアドレスを記します。不動産鑑定士で田原塾に参加希望の方は、メールにて幹事にご相談下さい。

 尾藤 哲       s-ofuji@k-bmh.com

 田村直之 ntamura@ta-research.co.jp
   五十嵐恵美 igarashi@toshi-sogo.co.jp


  鑑定コラム1703)
「田原塾3人の幹事のメールアドレスを」
 
  鑑定コラム1707)「継続賃料利回りの算式の証明」


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