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1783)2018年1月〜4月でゴルフ場倒産上位30社のうち9社

 ゴルフ場の倒産が際だつ。

 倒産企業情報会社の帝国データバンク調査による2018年1月〜4月までの、倒産企業件数は2589件である。

 その倒産した2589件の企業のうち、倒産負債額の大きい上位30社の中に、ゴルフ場経営企業が9社入っている。

 下記である。金額は負債額である。

   3位 太田資源開発(株)          群馬県   112億円   2月
      5位 (株)児玉カントリー倶楽部    埼玉県   96億円    3月
      6位 (株)朽木ゴルフ倶楽部      滋賀県   77億円    4月
   9位  大分観光開発(株)      大分県   64億円  3月
     16位 (株)豊川カントリー倶楽部    愛知県   34億円    1月
     17位 (株)城山カントリークラブ    埼玉県   32億円    3月
     18位 飛騨高山国際開発(株)         岐阜県   31億円    1月
     20位 四街道カントリー(株)         千葉県   29億円    4月
     22位 上毛森林都市(株)           東京都   26億円    2月

 2018年1月〜4月の4ヶ月の間に、倒産負債額上位30位までの間に9社のゴルフ場経営企業が倒産するとは、現在ゴルフ業界に何が起こっているのか。

 ゴルフ場事業に進出したパチンコ事業企業の株式会社平和は、所有ゴルフ場137場を持つ。

 同社の平成30年3月期の決算報告書によれば、平成30年3月期の売上高は812億円(平成29年3月期 780億円)、営業利益は99億円(平成29年3月期は109億円)である。

 来場者は783万人(平成29年3月期は755万人)である。

 営業利益は▲9.2%減であるが、売上高、来場者は増えている。

 こうした状況にあるにもかかわらず、ゴルフ場経営会社が倒産企業として、2018年1月〜4月までに上位30位のうち9社も入るとは、ゴルフ業界は一体どういう状況なのか。


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  鑑定コラム1519)「ゴルフ場の地代は年間u211円」

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