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一般社団法人住宅生産団体連合会(会長 阿部俊則 積水ハウス株式会社代表取締役会長)が、『2019年度戸建注文住宅の顧客実態調査』を、2020年9月16日に発表した。
同調査によると、建て替えるまで住んでいた住宅の平均築年数は、39.7年であった。一般木造住宅建物の経済的耐用年数が築40年に近づいてきた。
前年度の2018年は、39.4年であった。少し建物年数は延びた。
過去の同団体の調査による建築経過年数を記すと、下記である。
2008年度 33.0年
2009年度 34.0年
2010年度 34.3年
2011年度 36.4年
2012年度 36.4年
2013年度 38.3年
2014年度 36.2年
2015年度 38.3年
2016年度 36.8年
2017年度 37.0年
2018年度 39.4年
2019年度 39.7年
2019年から39年前というと、1980年(昭和55年)である。
1980年(昭和55年)がどういう年であったか。ネットのウイキペディア等から振り返って見る。
1980年5月に、日本はロシアモスクワで開かれるオリンピック不参加を決定した。マラソンの世古、柔道の山下選手の金メダル確実と云われていたのが夢と終わった。
1年延期された来年(2021年)の東京オリンピックは、新型コロナウイルス感染でどうなることやら。
6月に、「あー、うー」の大平正芳首相が亡くなった。
「貧乏人は麦飯を食え」と云った親分池田勇人に負けず劣らず、「東京に三代住むと白痴になる」と発言し、物議を醸したが、田中角栄と共に私の好きな首相である。
11月に、野球の王貞治選手がホームラン868本を打って引退した。
王氏は、現在も福岡ソフトバンクの球団の会長として健在である。ソフトバンク球団が、今年のプロ野球日本一になった時、グランドに姿を表しているのをテレビで見た。
暮れの12月にビートルズのジョン・レノンが、ニューヨークの自宅前でピストルで射殺された。アメリカの銃社会の怖さを改めて知った。
軽井沢のカラマツ林の中に建つホテルのガーデンステージで味わった、レノンの愛した「ジョンのロイヤルミルクティー」を思い出す。
世は歌につれてであるが、1980年に流行った歌では、谷村新司の『昴』と五輪真弓の『恋人よ』が記憶に残る。
五輪真弓が静かに感情を押さえて歌いだし、そして高らかに歌い上げる『恋人よ』(作詞・作曲五輪真弓)の歌は、何度聞いても感動する。
♪♪ 枯れ葉散る夕暮れは
来る日の寒さをものがたり
・・・・・・・
・・・
恋人ょ 傍にいて
凍える私の傍にいてょ
・・・・・・・
・・・
心にしみる歌詞であり、良いメロディである。
1980年については、もう一つの鑑定コラム1693)で記している。
鑑定コラム1693)「 ジョン・レノンが亡くなった年に建てた木造住宅が寿命を迎えている」
鑑定コラム1819)「住団連 建替建物の平均築年数は37.0年(2017年度)」
鑑定コラム1998)「「いい日旅立ち」の流行った年に建てた建物が寿命を迎えた(耐用年数39.4年)」
鑑定コラム2306)「住宅の平均耐用年数は39.0年(2020年)」
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