イチローが大リーガーを辞めたあと寂しい状態であったが、元日本ハムの投手の大谷翔平が、米大リーグのエンゼルスに入団し、投手と打者で活躍し始めて、再び大リーグの野球のテレビの実況放送を見るようになった。
昨年(2020年)は右肘の手術をして活躍してくれなかったが、今年2021年の活躍はめざましい。
今シーズン開幕から、投手と打者で先発出場している。
「dmenuスポーツ」によれば、2021年5月12日(日本時間)までの投手としての成績は下記である。
5試合出場、インニングは25回2/3、奪三振40、被安打11、被本塁打2、与四球20、失点8、勝利数1、防御率2.10の成績である。
立ち上がりが悪く四球が7つあるが、三振が9つあり、失点0という場合もある。
打者としての成績は、打順2番のDHで35試合に出場し、132打数35安打で打率2割6分5厘である。内訳は単打14,二塁打9、三塁打2、本塁打10である。
本塁打10本は、アメリカンリーグのランキング1位グループ4人の一人である。
4人は、ハンガー(マリナーズ),マルチネス(レッドソックス)、ラミレス(インディアンス)そして大谷翔平である。
ホームランを10本打ってホームランキング1位に大谷がいるという事は、日本人としても大変うれしいことでは無いか。
大谷の後を打つ3番トラウトが本塁打9本である。現在の大リーグで年俸3712万ドルで最高の選手と云われているトラウトよりも大谷が本塁打10本を打って、トラウトの上にいると云うことは痛快である。
時速160kmのボールを投げて防御率2.10、打って本塁打10本である。怪物揃いの大リーガーの連中も大谷に対して「化け物では無いのか」といささか驚いている。
そして、本日日本時間では2021年5月12日、大谷は打順2番の投手として先発した。
7回まで投げた。5回にホームラン1本打たれ0-1でマウンドを降りた。そして8回からは右翼手の位置についた。
今迄は投手として出場した場合は、投手のみで打者としての出番は無かった。
5月12日は、初めて投手兼打者として出場し、7回まで10奪三振の投手をし、8回から右翼手としてフル出場した。リアル二刀流でなく、リアル三刀流である。
本塁打を打ってくれないかと期待して、テレビの実況放送を見ていたが、本塁打は見られなかった。残念。
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