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2021年9月7日(火)の東京証券取引所一部上場株式の日経平均株価終値は、29,916円14銭で終えた。前日比+256円25銭高である。
東証一部上場株式の日経平均株価は3日間連騰である。
菅首相退陣表明より取引営業日3日間で、
+584円60銭+531円78銭+256円25銭=+1,372円63銭
+1,372円63銭高である。
菅首相が自民党総裁選に突如立候補しないと表明したのは、先週の金曜日の9月3日であった。それから証券取引所営業日3日間連続して株価が上昇するとは思いもしなかった。
7日の日経の株式概況氏は、ザラ場の状況を次のごとく伝える。
「前週末の菅義偉首相の退陣意向表明を受け、次期政権での政策進展への期待が引き続き支援材料となり投資家が運用リスクを取る姿勢を強めた。」
「新型コロナウイルスの新規感染者数の減少傾向で経済活動の再開に向けて前進するとの期待感から空運や鉄道株などが買われている。」
菅首相の政がどんなものであったかは、この日経平均株価変動が全てを表しているが、3日間日経平均株価が連騰し、その連騰も菅首相の退陣を主原因とした株価上昇である。
菅首相の政への考え方・取り組み方・政策に、株式投資家、経済界はよっぽど不信感を持っていたようである。
そうでなければ、この様に日経平均株価が急激に3日間連騰しない。
前日計算した政治の数値化指数を変更せざるを得ない。
株価値上りする前の2021年9月2日の東証日経平均株価の終値は、28,543円51銭であった。その後の値上がり巾は+1,372円63銭である。
値上がり変動巾率は、
1,372円63銭
──────── =0.0481
28,543円51銭
4.81%である。
後日のいつか、他の首相と比較する時に、この数値は使えるであろう。
鑑定コラム2134)「安倍首相辞意を表明」
鑑定コラム2135)「2020年8月31日 日経平均株価 +257.11円高の23,139.76円」
鑑定コラム2142)「菅自民党総裁 株式は歓迎せず 日経株価▲104円安」
鑑定コラム2291)「菅首相 自民党総裁選立候補せず 日経平均株価 584円高」
鑑定コラム2292)「東証日経平均2日間で1116.38円高 菅首相退陣表明」
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