○鑑定コラム
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岐阜県の土地価格・不動産市況のDI値が、社団法人岐阜県不動産鑑定士協会と社団法人岐阜県宅地建物取引業協会との協同事業として、平成22年7月発表されたことを不動産鑑定士森島信夫氏のブログ「鄙からの発信」(2010年7月25日)が伝える。
http://bouen.morishima.jp/001961/index.html
土地価格・不動産市況のDI値を、不動産鑑定士の団体が情報発信することは大変良いことである。
社団法人岐阜県不動産鑑定士協会は、よくぞ地域の不動産の価格・不動産市況を調査し、そしてその結果の情報発信に踏み切った。その行為を称えたい。
発表されたDI値の正式名称は、
「岐阜県における土地価格と不動産取引の動向に関するアンケート調査結果ー岐阜県不動産市況DI調査ー」
である。
内容については、森島氏のブログに報告書のPDFのアドレスが掲載されていることから、そのアドレスを下記に転載する。
http://bouen.morishima.jp/blog-archive/img/Gifu_DI-1004.pdf
平成22年4月1日時点の岐阜県の土地価格・不動産市況の主なDI値は、下記のようである。
土地価格 −41.2
不動産取引件数 −27.0
事務所賃料 −53.5
岐阜県の不動産価格・不動産市況は、相当悪そうだ。
この状態がいつまで続くか。残念であるが一回だけのDI値だけでは分からない。
DI値調査を3年間続ければ、その信頼性が固まり、予測が出来る様になる。
調査では、半年後の予測DI値も発表されて居ることから、半年経ってこの予測DI値と半年後の時点の実際DI値の乖離がどの程度になるのか。それが積み重ねられることによって、調査DI値から将来の価格・不動産市況が、かなりの精度で予測出来ることになる。
今後も引き続きDI値調査を続けられることを望む。
なお、社団法人岐阜県不動産鑑定士協会のホームページには、DI値調査情報は未だ載せられていないが、いずれ近いうちに掲載されることと思われることから、同協会のアドレスを下記に記す。
http://kantei-gifu.or.jp/
(追記)2010年7月27日
社団法人岐阜県不動産鑑定士協会の上記ホームページに、本コラム紹介のDI値調査情報がアップされました。
鑑定コラム507)「不動産業の業況の分水嶺は2007年7月だった」
鑑定コラム945)「土地総研と岐阜県不動産鑑定士協会のDI値の関係」
鑑定コラム1228)「岐阜東濃の地価が動き出そうとしている」
鑑定コラム1405)「岐阜東濃の地価DI値は未だマイナス1桁台」
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