不動産業への銀行の新規貸出額が、危険水域であることを知ってか知らずか元気よく進んでいる。10兆円に近づいている。
いつ地雷を踏むことか。
日本銀行が、2013年(平成25年)4〜6月の貸出先別貸出金を発表した。
国内銀行の不動産業への新規貸出額は、18,303億円である。1.8兆円である。
全産業への新規貸出額は、90,709億円である。9.0兆円である。
平成25年6月直近1年間の新規貸出額は、下記である。(数値は発表当時の金額であり、その後確定数値として変更する場合がある。)
不動産業 2012年07月〜09月 22,755億円 2012年10月〜12月 17,701億円 2013年01月〜03月 29,905億円 2013年04月〜06月 18,303億円 計 88,664億円
全産業 2012年07月〜09月 94,589億円 2012年10月〜12月 86,619億円 2013年01月〜03月 120,867億円 2013年04月〜06月 90,709億円 計 392,784億円
不動産業 全産業 2009年 69,587 363,458 2010年 77,248 362,400 2011年 76,826 354,047 2012年 82,784 376,616 2012年7月〜2013年6月 88,664 392,784
不動産業 全産業 2012年 82,784 376,616 2012年7月〜2013年6月 88,664 392,784
不動産業 +7.1% 全産業 +4.3%
88,664 ────── = 0.226 392,784