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25年産米の卸市場価格が公表されだした。
日本コメ市場株式会社が、平成25年10月7日に、平成25年9月16日から9月30日に取引された25年産米の卸業者の取引価格を公表した。下記である。
取引価格の条件は、関東到着基準、1等、包装代込、税抜き、60kg当り円である。
25年産米秋田 あきたこまち 13,293円
25年産米新潟 コシヒカリ 15,469円
1年前の24年10月5日に、同社が発表した同時期の24年産米の取引価格は下記である。(鑑定コラム961「平成24産米は6〜8%高か」)
24年産米秋田 あきたこまち 16,331円
24年産米茨城 コシヒカリ 15,847円
あきたこまちの1年間の価格変動は、
13,293円
───── = 0.814
16,331円
▲18.6%の下落である。
24年産米新潟コシヒカリの価格は、鑑定コラム974)で記している。
このデータは農林水産省の発表のデータである。出所が違うが、同じ卸業者の取引価格であることから、価格差はないと判断する。
それによれば、24年9月の新潟(一般)コシヒカリは18,448円であった。
これを採用して比較すると、
15,469円
────── = 0.839
18,448円
▲16.1%の下落である。
2銘柄のみであるが、
▲18.6%+ ▲16.1%
─────────── = ▲17.4%
2
平均で▲17%の下落である。
25年産米のコメ価格は、前年より17%程度の下落と云えそうだ。
コメの卸価格は、デフレということである。
このデフレ卸価格が、スーパマーケット店頭に並ぶ小売価格にどの様に影響するのか。
まさか、小売のコメ価格が、前年比で値上がりするというインフレ価格は無いであろう。
鑑定コラム961)「平成24産米は6〜8%高か」
鑑定コラム974)「平成24年産米は3〜20%アップ」
鑑定コラム1109)「お米の消費量が減っている」
鑑定コラム1139)「25年産米価格は去年より11.1%ダウン」
鑑定コラム1258)「平成26年産米価格10%下落か」
鑑定コラム1403)「平成27年産米価格13%アップか」
鑑定コラム1823)「2018年産米価格は上げ止まりで、前年比より少し安い」
鑑定コラム2488)「令和4年度産新米価格は前年度比5%上がっている」
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