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1196)東京23区住宅地価26年4月のDI値は+22.4

 野村不動産アーバンネット株式会社が、平成26年4月1日時点の東京23区の住宅地の価格を発表した。(平成26年4月10日)

 その発表数値によると、58地点の価格変動率は、

      直近3ヶ月(26年1月1日〜26年4月1日)       +0.7%
            直近1年間(25年4月1日〜26年4月1日)       +3.9%
の上昇である。

 発表58地点のうち値下がり地点はゼロである。

 平成26年1月は、値下がり地点は2つあった。
 その地点は足立区千住旭町と江東区亀戸7丁目であった。東京駅から見ると北と東にある地域である。
 3ヶ月後の平成26年4月には、この2地点も下げ止まり、横ばいとなった。

 土地価格の皇居を中心にした右廻りの経済経験則(鑑定コラム308「東京の地価は皇居を中心に時計回りに」)が、証明されている様だ。

 値上り等の地点数を数えると、

      値上り地点    13個所(26)
            値下り地点         0個所(2)
            横ばい地点    45個所(30)
である。括弧内は3ヶ月前である。

 これよりDI値を求めると、

       13−0
           ────  × 100 = 22.4                                
               58
+22.4である。

 過去のDI値を記すと下記である。

        2012年 4月    ▲15.5
    2012年 7月    ▲20.7
    2012年10月    ▲8.6
    2013年 1月      0.0
    2013年 4月      29.3
    2013年 7月      46.6
    2013年10月      15.5
        2014年 1月         41.4
        2014年 4月         22.4

 横ばい地点が、値上がり地点にいつ変更するか。
 あるいは値下がり地点がいつ発生してくるのか。
 3ヶ月後の調査はどういう結果になるのであろうか。


  鑑定コラム1126)
「東京住宅地価DI値は+15.5(25年10月 野村不アーバン)」

  鑑定コラム1157)「東京23区住宅地価がジリジリ上がり始めた」

  鑑定コラム308)「東京の地価は皇居を中心に時計回りに」

  鑑定コラム1225)「東京23区住宅地価26年7月のDI値は+20.7」



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