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平成28年(2016年)2月5日に、大和ハウス工業株式会社が、平成28年3月期の第3四半期(平成27年4月〜平成27年12月31日)の決算短信をプレスリリースした。
9ヶ月の業績であるが、
売上高 2兆2423億円
営業利益 1700億円
である。
売上高は、前年同期比で13.5%アップである。
営業利益は、前年同期比で46.5%アップである。
業績のアップの理由として、次のごとく短信は云う。
@ 民間工事受注高は、平成26年10月より15ヶ月連続で前年同月の水準を上回る。
A 不動産開発投資を積極的に行う。
B 平成27年4月にマンション管理事業を主とする大和ライフネクスト株式会社と株式会社ダイワサービスを経営統合した。
C 平成27年10月には、株式会社フジタと大和小田急建設株式会社を経営統合した。
これら要因に依って業績拡大したようである。
9ヶ月で2兆2423億円の売上高である。
四半期一期の売上高は、
22423億円
────── = 7474億円
3
7474億円である。
今後3ヶ月の1期があるから、28年3月期の売上高は、
2兆2423億円+7474億円=2兆9897億円
となる。
会社の今期の予想発表は、
売上高 3兆1800億円
営業利益 2400億円
である。
年度末の四半期は、通常の四半期よりも6%程度売上高が増えると云うことか。
建設業で3兆円の企業が、今年の3月に出現しそうである。
建設会社の大手の売上高は、
大林組 1.7兆円
鹿島建設 1.6兆円
大成建設 1.5兆円
清水建設 1.5兆円
である。
大和ハウス工業の売上高が、如何に大きいかがわかる。
決算の好調を反映してか、平成28年2月8日には、自社株800,000株を26億2160万円で購入したことを、プレスリリースした。
この取得した自社株で、再びM&Aをするのであろうか。
どこの企業を傘下におさめるのか。
鑑定コラム1641)「大和ハウス工業の売上高 3兆5129億円」
鑑定コラム1494)「大和ハウス工業が売上高3兆円企業になった」
鑑定コラム1847)「大和ハウス工業は4兆円企業になりそうだ」
鑑定コラム1926)「大和ハウス工業の売上高が4兆円を越えた」
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