○鑑定コラム


フレーム表示されていない場合はこちらへ トップページ

田原都市鑑定の最新の鑑定コラムへはトップページへ

前のページへ
次のページへ
鑑定コラム全目次へ

1943)大阪ビジネスホテルの凄まじい料金値下げ競争 令和元年7月

 大阪のビジネスホテルの料金が、凄まじい競争で下がっている。

 大阪のビジネスホテルの料金を調べて見た。大阪駅周辺のビジネスホテルで、条件は京都と同じで、ビジネスホテル、シングルルーム、朝食付、一人の宿泊料である。

 セミダブルのホテルは除外する。

 宿泊日は、令和元年7月10日で、調査した日は令和元年6月29日である。

 ホテル料金は、私がいつも使っているホテル予約ネットの「じゃらんnet」(リクルート)に発表されている料金とする。

 ビジネスホテル料金は下記である。


番号 ホテル名 令和元年7月
1 アパホテル御堂筋本町駅東 7018
2 ヴィアイン梅田 10185
3 ホテルグランヴィア大阪 11574
4 リーガロイヤルホテル 10277
5 大阪新阪急ホテル 10648
6 ホテルユニゾ大阪淀屋橋 8277
7 大阪第一ホテル 10620
8 クロス・ウエーブ梅田 7407
9 三井ガーデンホテル大阪プレミア 18958
10 ホテル法華クラブ大阪 7638
11 ホテルコルディア大阪 11000
12 ホテル京阪淀屋橋 8500
13 R&Bホテル梅田東 5092
14 新阪急ホテルアネックス 10185
15 ホテルイングランデ梅田 9259
16 ホテルインモンテ 7870
17 ホテル阪神大阪 11944
18 スーパーホテル梅田肥後橋 6018
19 リーガ中島イン 7083
20 センターホテル大阪 5925
21 ホテルサンルート梅田 7037
22 ザ・ホテルノース大阪 7592
23 大阪東急REIホテル 9400
24 梅田OSホテル 8333
25 ホテルモントレ 11851
26 アパホテル大阪梅田 9814
  平均 9212
  標準偏差 2757
  変動係数 0.299


 平均料金は9,212円である。標準偏差は2,757である。変動係数は0.299である。

 1年前にも大阪駅周辺のビジネスホテルの料金を調べた。そのことについては鑑定コラム1798)「大阪ビジネスホテル料金 平成30年7月」で記している。

 その時(平成30年7月)の料金は、

      平均      10,341円
      標準偏差  3,814

であった。

 大阪駅周辺のビジネスホテルの料金は、1年間で平均料金で

                  9,212円
            ────────  = 0.891                              
                 10,341円

▲10.9%下落している。

 平均下落率10.9%は大きい率である。

 殆どのビジネスホテル料金が下落している。1年前調査の同一ビジネスホテルで、料金が値上がりしているのは2件のみである。

 同一ビジネスホテルでは、下記のごとくである。

 先に値下げのビジネスホテルを記す。

    ホテルグランヴィア大阪  17,300円→11,574円   0.669   
        大阪第一ホテル           14,270円→10,620円    0.744
        ホテル阪神大阪        15,900円→11.944円  0.751 
        スーパーホテル梅田肥後橋   8,000円→6,018円   0.752
        大阪新阪急ホテル         14,000円→10,648円  0.761
        ホテルサンルート梅田      8,900円→7,037円     0.791
        ホテル法華クラブ大阪    9,500円→7,638円     0.804
        センターホテル大阪         7,300円→5,925円     0.812
        新阪急ホテルアネックス    12,430円→10,185円  0.819
    ホテル京阪淀屋橋     10,270円→8,500円    0.828
        リーガ中島イン       8,480円→7,083円   0.835
      ホテルインモンテ      9,000円→7,870円     0.874
        ヴイアイン梅田      11,500円→10,185円    0.886
        R&Bホテル梅田東      5,700円→5,092円   0.893
        リーガロイヤルホテル   11,500円→10,277円  0.894
        ホテルイングランデ梅田  10,000円→9,259円   0.926
        ホテルコルディア大阪   11,880円→11,000円  0.926
       クロス・ウエーブ梅田    8,000円→7,407円   0.926
        ホテルユニゾ大阪淀屋橋   8,900円→8,277円   0.830
        アパホテル御堂筋本町駅東  7,080円→7,018円   0.991
  
 値上げのビジネスホテルを記す。

    ザ・ホテルノース大阪      6,200円→7,592円   1.225
        三井ガーデンホテル大阪プレミア 18,900円→18,958円 1.003

 同一ビジネスホテルで、1年前の料金と比較して、料金の値下げしているホテルは20件、値上げしているホテルは2件である。圧倒的に値下げのビジネスホテルの数の方が多い。

 30%を超える料金の値下げをしているビジネスホテルもある。

 大阪のビシネスホテル料金の値下げ状況は、京都の比ではない。凄まじい値下げ競争にある。


  鑑定コラム1798)
「大阪ビジネスホテル料金 平成30年7月」

  鑑定コラム1941)「京都ビジネスホテル料金は値下がりしている 令和元年7月」

  鑑定コラム1946)「名古屋ビジネスホテル料金11%値下がり 令和元年7月」

  鑑定コラム1948)「東京のビジネスホテル料金は▲4.8%値下がりしている 令和元年7月」

  鑑定コラム1949)「東京等のビジネスホテル宿泊料金の分析を終えて」

  鑑定コラム1951)「東京・京都・大阪・名古屋の雨後の筍のホテル建設」

  鑑定コラム2074)「「正平、鞆の浦を行く」がトップ 令和2年4月1日アクセス統計」


フレーム表示されていない場合はこちらへ トップページ

前のページへ
次のページへ
鑑定コラム全目次へ