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世界同時株価大暴落が、2020年3月9日に生じた。
ニューヨーク株式市場では、サーキットブレーカーが発動された。
世界同時株安の発生は、2020年3月9日に発表した鑑定コラム2053)「日経株価2万円割れ、1ドル=102円の円高 2020年3月9日(月)」で述べた内容と同じで、中国武漢市発の新型コロナウイルスの世界伝播による死の恐怖と生産活動の低滞、人の往来の激しい減少、経済の落ち込みによるものである。
世界の一日の株式市場の動きは、ニュージランド株式市場が、日本時間の6時で始まる。以下日本時間で表示する。
オーストラリアが8時に始まる。
日本、韓国が9時である。
ここからアジアの株式市場が始まる。開始時間と終了時間を記せば、下記である。
シンガポール 10時〜18時
上海 10時半〜18時半
香港 11時〜17時
そして16時半より欧州市場が一斉に始まる。イギリス、ドイツ、フランス、オランダ、ベルギー、ポルトガル、スペイン等である。
欧州の株式市場が開いているのは、
16時半〜翌日0時半
である。
そして、一日の最後にアメリカ、カナダの市場が、22時半に始まる。
市場が開いているのは、
22時半〜翌日5時
である。
翌日9時から東京の株式市場は開く。ニューヨーク市場が閉鎖されてから4時間しか無いことから、ニューヨーク市場の影響が東京市場に伝わる。
東京市場はニューヨーク市場のコピーと云われるのは、こうした市場時間も関係している。
2020年3月9日の株価の世界同時暴落の下落率を、下記に記す。
ニュージランド ▲ 4.55%
オーストラリア ▲ 3.55%
日本 ▲ 5.06%
韓国 ▲ 4.2%
台湾 ▲ 3.0%
上海 ▲ 3.0%
香港 ▲ 4.2%
シンガポール ▲ 6.03%
イタリア ▲ 11.17%
スイス ▲ 5.55%
オーストリア ▲ 3.55%
フランス ▲ 8.39%
ドイツ ▲ 7.89%
イギリス ▲ 7.68%
スペイン ▲ 8.10%
9日最後の株式市場のニューヨーク市場は、23,851.02ドルで終わった。先週末比で2,013.76ドルの下落で、過去最大の下落幅という。下落率は7.8%である。
あまりの下落の激しさに市場を冷ます目的から、途中に15分間市場取引を停止するということが強制的に行われた。
サーキットブレーカーの発動である。 2013年に導入されて以来、初めて行われた。
鑑定コラム2049)「NYダウ過去最大の下落 ▲1190.95ドル 2020年2月27日」
鑑定コラム2031)「武漢発の新型肺炎の感染拡大懸念で、東証株価▲483円安」
鑑定コラム2053)「日経株価2万円割れ、1ドル=102円の円高 2020年3月9日(月)」
鑑定コラム2056)「NY株式▲9.98%ダウン 市場2番目の下落率 2020年3月12日」
鑑定コラム2057)「東京オリンピック開催は無理」
鑑定コラム2058)「「晴海フラッグ」と不動産業不況」
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