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2020年3月31日(火)の東京証券取引所の日経平均株価終値は、18,917円01銭で終わった。前日比−167円96銭安で終わった。
今年(2020年)1月6日の東京証券取引所大発会の始値は23,319.76円で始まった。
それが3ヶ月後の3月31日には、18,917円01銭である。
3ヶ月で▲4,402.75円の下落である。率にすると▲18.9%の下落率である。
この原因は何か。
現在も猛威を振るっている中国武漢発の新型コロナウイルスによる感染症の肺炎の伝播である。
NHKの4月1日午前10時半時点の発表によれば、日本の感染者、死者は、下記である。クルーズ船を含む。
感染者 2,945人
死者 77人
世界の感染者、死者は、下記である。()内は中国政府発表の4月1日時点の数値である。
感染者 807,419人 (中国81,554人)
死者 40,777人 (中国3,312人)
感染国・地域 208国・地域
日本では、各国からの入国禁止、外出自粛要請が部分的に行われている。
日本国内の自動車会社8社全ての工場が休止になった。従業員の新型コロナウイルス感染発生及び中国からの輸入部品の未着によるものである。
東京オリンピックも1年延期になった。
4万人余の人の命を奪い、日本、世界の人々の日常生活を狂わせ、産業・経済の動きを止め、甚だしく混乱低滞させている武漢発の新型コロナウイルスの感染症の伝播はいつまで続くのであろうか。
死という生命を脅かすウイルスの脅威は、人の行動を萎縮させる。
昨年2019年3月末の日経平均株価は、2万1205円81銭であった。
年度末である3月末の株価は、上場企業の3月期の決算に大きな影響を与える金額である。
1年間の変動率は、
18,917円01銭
───────── = 0.892
21,205円81銭
▲10.8%ダウンである。
この株価の下落は、企業の保有株式の資産価格下落に繋がる。
過去の3月末の日経平均株価を下記に記す。
2008年3月末 10,252円54銭
2009年3月末 8,109円53銭
2010年3月末 11,089円94銭
2011年3月末 9,755円10銭
2012年3月末 10,083円56銭
2013年3月末 12,397円91銭
2014年3月末 14,827円83銭
2015年3月末 19,206円99銭
2016年3月末 16,758円67銭
2017年3月末 18,909円26銭
2018年3月末 21,454円30銭
2019年3月末 21,205円81銭
2020年3月末 18,917円01銭
ドルの対円は、
1ドル=108.41円
である。
2020年3月末の日経平均終値18,917円01銭を、ドル表示すれば、
18,917円01銭÷108.41=174.50ドル
174.50ドルである。
鑑定コラム759)「2011年3月31日の日経平均株価は9,755円10銭」
鑑定コラム877)「2012年3月30日(金)の日経平均株価は10,083円56銭」
鑑定コラム1063)「2013年3月末の日経平均株価は12,397円91銭」
鑑定コラム1186)「2014年3月31日 日経平均株価は14,827円83銭」
鑑定コラム1622)「2017年3月31日 日経平均株価は18,909円26銭」
鑑定コラム1759)「2018年3月末 日経平均株価は21,454円30銭」
鑑定コラム2067)「新型コロナウイルスによる減損 金融庁が配慮」
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