○鑑定コラム
フレーム表示されていない場合はこちらへ
トップページ
田原都市鑑定の最新の鑑定コラムへはトップページへ
前のページへ
次のページへ
鑑定コラム全目次へ
鑑定コラム2664)「箱根の別荘地の価格(2023年9月)」の鑑定コラムで、箱根の別荘地の価格分析を行った。
その中で、売物件の多い東急箱根明神平別荘地の平均価格は、u当り17,867円と求められた。
箱根別荘地の中で、東急箱根明神平別荘地の売物件は多く、平均価格が求めやすい。過去の鑑定コラムで分析した同別荘地の価格を調べて見た。
その価格は下記である。
2009年(平成21年) u当り20,700円(鑑定コラム573)
2011年(平成23年) u当り20,300円(鑑定コラム794)
2012年(平成24年) u当り21,000円(鑑定コラム942)
2014年(平成26年) u当り18,886円(鑑定コラム1241)
2017年(平成29年) u当り15,452円(鑑定コラム1683)
2018年(平成30年) u当り14,179円(鑑定コラム1827)
2020年(令和2年) u当り 9,030円(鑑定コラム2137)
2021年(令和3年) u当り 9,489円(鑑定コラム2301)
2023年(令和5年) u当り17,867円(鑑定コラム2664)
上記別荘地の価格推移をグラフにすると、下記である。
箱根明神平の別荘地の価格は、下落した後、現在は上昇傾向にあるのがはっきりとわかる。
2012年の21,000円/uをピークにして、それ以来、箱根明神平の別荘地の価格は下がり続け、2020年に9,030円/u迄下落した。
2023年の箱根明神平の別荘地の17,867円/uの価格は、鑑定コラム2641)「軽井沢の別荘地価格 2023年9月」にも書いたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴う都内企業のテレワークの実施による影響によるものであろうか。
同コラムに記した新型コロナウイルス感染拡大に伴う都内企業のテレワークの実施内容記事を転載すれば、下記である。
「2023年9月8日の日本経済新聞の朝刊のトップ記事の見出しは、「空室率、10年ぶり高水準 都心オフィス6%超」と、東京事務所の空室の増加を伝える。
テレワーク実施率は、「東京都の調査では、都内企業のテレワーク実施率は7月で45%を超える。」と記す。
そして、事務所利用減少例の一つとして、LIXILという会社の例を次のごとくあげる。
「住設機器大手のLIXILも22年11月に本社を移した。席を固定しないフリーアドレス制を採用して、オフィス面積を9割減らした。」と伝える。
これら東京の企業のテレワークの影響が、軽井沢別荘地の土地価格の上昇に影響を与えているのであろうか。」
鑑定コラム1827)「2018年夏箱根別荘地価格」
鑑定コラム1825)「2018年夏那須別荘地価格」
鑑定コラム1683)「2017年夏箱根の別荘地の価格はどれ程なのか」
鑑定コラム382)「箱根仙石原の別荘地の価格(2007年夏)」
鑑定コラム573)「箱根の別荘地の価格(2009年8月)」
鑑定コラム794)「2011年夏箱根仙石原の別荘地価格」
鑑定コラム942)「箱根の別荘地の売れ行きは悪いようだ(2012年夏)」
鑑定コラム1241)「2014年夏 箱根別荘地の価格」
鑑定コラム1828)「東急箱根明神平サニーパークの価格の推移」
鑑定コラム1829)「2018年夏軽井沢別荘地の価格」
鑑定コラム2301)「箱根の別荘地の価格(2021年9月)」
鑑定コラム2664)「箱根の別荘地の価格(2023年9月)」
鑑定コラム2666)「箱根仙石原の基準地価格の推移 1997年〜2023年」
▲
フレーム表示されていない場合はこちらへ
トップページ
前のページへ
次のページへ
鑑定コラム全目次へ