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2775) 令和5年度(2023年度)の年間一人当りお米の消費量は51.1kg(概算) 昨年度比0.2kg増える


 農林水産省が、2024年(令和6年)8月8日に、『令和5年度食料需給表(概算)』を発表した。

 それによれば、令和5年度(2023年度)の日本人一人当りのお米の年間消費量は51.1kg(概算)である。

 人口は、令和5年10月1日現在で124,352千人である。純旅客は878千人(推計値)とした数値である。

 令和4年度は50.9kg(確定値 概算は50.9kg)であった。

 0.2kgと僅かであるが、一人当りのお米の年間消費量が増加した。

 一人当りのお米の消費量が下がり続け、令和2年度は50.7kg迄下がった。

 令和4年度が50.9kg、令和5年度が51.1kgとなった事を見ると、下げ止まったようである。

 過去の一人当りのお米の消費量は下記である。

          昭和37年度    118.3kg
          昭和40年度      111.7kg
          昭和50年度        88.0kg
          昭和60年度        74.6kg
          平成07年度        67.8kg
          平成17年度        61.4kg
     平成25年度    56.8kg
     平成26年度    55.5kg
     平成27年度    54.6kg
     平成28年度    54.4kg
     平成29年度    54.1kg
     平成30年度    53.5kg
     令和元年度    53.2kg
     令和2年度    50.7kg
          令和3年度        51.4kg
          令和4年度        50.9kg
          令和5年度        51.1kg(概算)

 上記一人当りのお米の消費量をグラフにすると、下図である。



国民一人当りお米の消費量 令和5年度



 2022年11月3日発表の鑑定コラム2486)「コメの消費量が増えた 令和3年度(2021年度)の年間一人当りお米の消費量は51.5kg」の最後に、下記のごとく記した。

 「お酒のホロ酔い加減も無くなった空っ腹に、少し小さい醤油味のしみこんだ冷凍焼おにぎりを、レンジで暖めて食べる暖かい焼おにぎりは美味しいものである。」

 この思いは、今も変わらない。


  鑑定コラム2486)「コメの消費量が増えた 令和3年度(2021年度)の年間一人当りお米の消費量は51.5kg」

  鑑定コラム1127)「花嫁はお米3俵と伴に」

  鑑定コラム2318)「令和3年度産新米価格が暴落している」

  鑑定コラム2317)「ついに国民一人当りのお米の年間消費量が50kg台になった」

  鑑定コラム2488)「令和4年度産新米価格は前年度比5%上がっている」

  鑑定コラム2655)「千葉コシヒカリ・宮城ひとめぼれ20%アップ 令和5年度産新米価格前年度比平均8%アップ」

  鑑定コラム2656)「令和4年度(2022年度)の年間一人当りお米の消費量は50.9kg(概算) 昨年度比0.5kg減る」


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