六本木に行って来た。
久しぶりである。
今迄に六本木で10数件の不動産鑑定評価を行ってきた。
六本木の大通り沿の土地、ビル、背後の土地建物、マンション、店舗、ディスコダンスホール等である。
不動産鑑定評価で六本木に行く時に、ほぼ昼食をとるレストランがある。
ここ1年位行っていないため、まだあるだろうか少し心配であったが、目的とするレストランに向かった。
地下鉄日比谷線の「六本木」駅の六本木交差点地上出口に出て、旧防衛庁跡地に立った「六本木ミッドタウン」の方向に歩く。
徒歩1分。
外苑東通り沿左側に、見落として通過してしまいそうな入り口の小さい建物の「ホテル アイビス」(HOTEL IBIS)がある。
その1階に目的とするレストランがある。
目的のお店を見つけ、
「おお、未だやっている。
大丈夫なのだな。」
といつも思いながら、店の中に入る。
浮き沈みの激しい六本木の商業地で、長く営業を続けることは大変難しいことである。
そのレストランで昼食として、特製エビフライカレーが、私がいつも食べる料理である。
他のランチ料理もあるが、私はいつもこの特製エビフライカレーランチばかりである。
カレーの器も丸い物から細長い器に変わり、ご飯の盛方も変わった。
エビフライも心持ち小さくなったのではなかろうかと思われるが、カレーに4尾程度のエビフライが載せられる。
揚げたての温かいエビフライが、やや辛口のカレーによく合う。
エビフライを食べる時、よく戸惑う。
カレーを食べるスプーンでは、エビフライを口に運べない。
エビフライをナイフで切って、小口にして食べるのか。
それともナイフに刺して、1尾ごと食べるのか。
或いは箸でつまんで食べるのか。
レストランは、いつ行っても余り混んでいない。
それ故、訪れる時にはまだあるのだろうかと心配して行くのである。
レストランは混んでいないため、静かである。
食後の珈琲をゆっくりと味わい、書き物もすることができる。
レストランの名前は、「ラ・パンセ」という。フランス語である。
ランチ料金は、1,050円である。
珈琲はお代わり自由である。但し、珈琲、デザートのテーブルへの運搬は、セルフサービスである。
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