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826)23年産米の価格は去年より10%以上高い

 平成23年産米が市場で取引され、スーパーの店頭に新米として並べられる様になった。

 福島原発崩壊による放射能の土壌汚染、食料汚染云々と、新聞は毎日イヤになるほど書き立てる。

 書き立てるならば、オリジナルな良質な対策を示せと云いたくなる。

 加えて日本の新聞は、アメリカのオバマ大統領が突然言い出したTTPに参加しないと日本はダメになると、脅迫のごとくの記事を毎日毎日書いて、洗脳するごとく記事で日本国民を脅す。
 いい加減にしてくれ。
 関税の自主権を放棄するTTPに参加しなくとも、日本国はダメになぞならない。
 何処の国の新聞かと思いたくなる。

 3.11まで、原発は安全だと書き立てていたのは、どこなのかと云いたくなる。
 ここ数年の新聞の矜恃の無さにはあきれてしまう。
 既に新聞離れは生じているが、本格的な新聞離れが起きるょ。

 農林水産省は、23年産米の各銘柄の60kg(玄米)の業者間の相対取引価格を発表した。

 福島原発崩壊による放射能の土壌汚染、食料汚染の影響なのか、放射能によって影響地域のお米の出荷が縮小される為なのか、或いは業者の思惑なのか、23年産新米が、60s当りで、対前年比11%前後高い価格で業者取引されている。全銘柄の価格はアップしている。

 お米は余っている。
 需要が減少している。
 その中での価格のアップである。
 これは一過性なのか。
 この原因は何なのか。

 玄米の上昇は、確実に消費者購入のお米の値上りに直結する。
 23年産米の10%以上アップが、インフレへの端緒、火付け役になるのか。

 農林水産省発表による23年産米の各銘柄の60kg(玄米)の業者間の相対取引価格は、下記の通りである。 一部を転記する。単位円。対前年比は上昇率である。


産地 銘柄 23年9月価格 対前年比%
北海道 きらら397 13730 12.5
宮城 ひとめぼれ 14850 11.7
秋田 あきたこまち 15396 11.9
山形 はえぬき 14698 12.2
茨城 コシヒカリ 15727 12.0
千葉 コシヒカリ 15642 11.7
新潟 コシヒカリ一般 17952 11.7
新潟 コシヒカリ魚沼 22704 10.5
福井 コシヒカリ 16047 11.5
滋賀 コシヒカリ 15882 11.7
京都 コシヒカリ 16566 11.5
鳥取 コシヒカリ 15290 11.4
広島 コシヒカリ 15019 11.9
徳島 コシヒカリ 15954 13.0
熊本 コシヒカリ 16259 12.0


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