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1593)都心住宅地価格が下落し始めた

 大手不動産会社野村不動産の子会社である野村不動産アーバンネット株式会社調査による『「住宅地地価」価格動向』の2017年1月1日時点の価格が、2017年1月13日に同社から発表された。

 その発表価格に驚くべき価格現象が現れた。

 都心住宅地及び城南地区の地点価格で、3ヶ月前と比較して下落している地点が出現した。

 下記である。単位は坪当り万円である。

        所在地            2016年10月    2017年1月     下落幅

   港区高輪4丁目     460     450      ▲10    港区三田2丁目     480     475      ▲5    港区芝浦2丁目     380     375      ▲5    港区白金台4丁目    480     475      ▲5 新宿区左門町 280 275 ▲5    品川区上大崎2丁目   450     445      ▲5 世田谷区上野毛3丁目 240 235 ▲5

 3ヶ月前の2016年10月には、都心住宅地、城南地区住宅地の価格には、下落はなかった。

 3ヶ月後の2017年1月に、突然7地点の地価がマイナスになった。

 平成24年(2012年)から上がり放しであった東京の地価が、下落に転換しょうとし始めた。

 地価下落現象が、具体的に目に現れてきた。

 東京の地価は、昨年(2016年)8月がピークであり、それが、野村不動産アーバンネットの今回の調査で裏づけられた。東京の地価は、これから本格的な下落局面を迎える。


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