2017年4月19日、東京赤坂見附のホテルニューオータニの小さな部屋で、女性3人を含めた20人程度の中堅の不動産鑑定士を相手に話をした。
人は田原塾というが、55回目を数える賃料を中心にした不動産鑑定の話である。
55回目の田原塾の話は、家賃の新規比準賃料の求め方とその留意点の話と、東京の住宅地の価格の状況について話した。
新規比準賃料の求め方とその留意点については、いつか機会があったら、鑑定コラムに記事にしたい。
今回は、もう一つの東京の住宅地の価格の状況について話したことを記事にする。
話の相手は、中堅の不動産鑑定士である。8割近くの人が地価公示価格の評価を行っており、今年(2017年)1月時点の公示価格の評価を終えたばかりであり、東京の地価の状況はどういう状態であるのかは、充分知っている。
そういう人に話すのであるから、その知識を越えた内容のもので無ければ、出席者の勉強にはならない。安くない参加費を支払ってまで聞きに来る必要性は無い。
切り口を変えたオリジナルな土地価格の分析の話で無ければ聞く価値は無い。
鑑定コラムで記した2つの内容をつなぎ併せ、グラフで図示してより分かり易くして話した。鑑定コラムを読んでいる人は、2度聞く話になるが、そこは辛抱して読んで欲しい。
講話のレジュメに追加して、以下に内容を記す。
所在地 2016年10月 2017年1月 下落幅
港区高輪4丁目 460 450 ▲10
港区三田2丁目 480 475 ▲5
港区芝浦2丁目 380 375 ▲5
港区白金台4丁目 480 475 ▲5
新宿区左門町 280 275 ▲5
品川区上大崎2丁目 450 445 ▲5
世田谷区上野毛3丁目 240 235 ▲5
価格上昇地点数 7地点
価格変動無い地点数 52地点
価格下落地点数 11地点
計 70地点
7-11
──── ×100 = ▲5.7
70
2012年 4月 ▲15.5
2012年 7月 ▲20.7
2012年10月 ▲8.6
2013年 1月 0.0
2013年 4月 29.3
2013年 7月 46.6
2013年10月 15.5
2014年 1月 41.4
2014年 4月 22.4
2014年 7月 20.7
2014年10月 44.8
2015年 1月 44.8
2015年 4月 33.3
2015年 7月 44.8
2015年10月 22.4
2016年 1月 20.9
2016年4月 32.8
2016年7月 21.4
2016年10月 25.7
2017年1月 7.1
2017年4月 ▲5.7
(2017年4月19日、東京赤坂見附のホテルニューオータニの小さな部屋で開かれた田原塾の講話より)