○鑑定コラム
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丸ビルの2018年(平成30年)3月の賃料は、坪当り60,829円と分析した。
過去の丸ビルの分析賃料は、下記である。記載鑑定コラムと共に記す。
平成27年3月 坪当り59,000円 鑑定コラム1380)
平成28年3月 坪当り62,878円 鑑定コラム1523)
平成29年3月 坪当り62,242円 鑑定コラム1643)
平成30年3月 坪当り60,829円 鑑定コラム1778)
丸ビルの賃料は、平成28年3月をピークにして、その後値下がりしている。
地価は上昇しているのに、その上に建つビル賃料は値下がりしているという妙な現象になっている。
日本経済新聞社が「オフイスビル賃貸料」を調査し、その調査結果を日本経済新聞に発表している。
新築ビルと既存ビルの賃料を、地域ごとに区分して発表している。その発表は坪単価をゾーン毎に発表している。
例えば、「霞ヶ関〜内幸町」の地域にあっては、2018年5月4日発表では、
新築 38〜40
既存 17〜40
である。単位は千円である。つまり既存ビルの賃料は、坪当り1.7万円〜4万円ということである。
ゾーン賃料の低い賃料は地域の安値、高い賃料は地域の高値ということである。
その日経の「オフイスビル賃貸料」の調査賃料の中の地域として「丸の内〜大手町」の地域があり、その賃料が発表されている。
その発表されているゾーン賃料のうち、ゾーン右側の高値賃料を記すと、下記である。
平成27年5月 坪当り55,000円
平成28年5月 坪当り55,000円
平成29年5月 坪当り60,000円
平成30年5月 坪当り60,000円
年月は、「オフイスビル賃貸料」が日本経済新聞に発表された年月である。
丸ビルの分析賃料と日経の「丸の内〜大手町」地域の最高賃料とを見比べれば、丸ビルの分析賃料は的はずれの賃料ではないと云えるであろう。
逆に云えば、日経調査の賃料の妥当性を論理的に証明していることになる。
鑑定コラム1380)「丸ビルの賃料の推測」
鑑定コラム1523)「丸ビルの還元利回りは2.51%(28年3月)」
鑑定コラム1643)「丸ビルの賃料坪当り62,242円(29年3月)」
鑑定コラム1778)「丸ビルの賃料坪当り60,829円(30年3月)で、下がっている」
鑑定コラム1793)「日経調べ丸の内〜大手町最高賃料の推移」
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