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2007)レオパレス入居率79.21%  2019年11月

 レオパレス21が、サブリース事業の「月次データ」を、2019年12月6日にプレスリリースした。

 その「月次データ」には、サブリース事業のアパートの入居率が書き込まれている。

 レオパレスのサブリースアパートの入居率が80%を切ったのは、先月の2019年10月である。10月の入居率は79.49%であった。

 10月に入居率80%を切ったが、私はそれは1ケ月だけで、11月には80%以上に戻っているのでは無かろうかと思い、発表を待っていた。

 「月次データ」で発表された入居率は、10月よりも、なお悪くなっていた。11月の入居率は79.21%であった。

 前月に比し、入居戸数は、1,587戸減っていた。前年同月比では、39,351戸の減少である。

 入居戸数が減れば、それに伴い入居率は低くなる。

 80.07%、79.49%、79.21%と入居率は月ごとに減少し悪くなっている。

 サブリースアパートの入居戸数の減少は、どこまで続くのであろうか。

 入居率は、サブリースの利益率ラインである80%を切ったことから、入居率80%以下の状態が続けば、諸費用の持ち出しが続き、企業の事業経営が困難となってくる。

 そしてそのことは、レオパレス21とサブリース契約している賃貸人の心理的不安を増大させることになる。

 2019年4月以降の入居率は、下記である。

          2019年4月    82.35%
          2019年5月    81.95%
          2019年6月    81.40%
          2019年7月    80.67%
          2019年8月    80.21%
          2019年9月    80.07%
          2019年10月    79.49%
          2019年11月    79.21%


  鑑定コラム1996)
「レオパレス入居率79.49% ついに80%を切った」

  鑑定コラム1991)「レオパレス ホテル等所有不動産売却」

  鑑定コラム1981)「レオパレスのサブリース利鞘は20%か」

  鑑定コラム1903)「レオパレスの受注高が激減している」

  鑑定コラム2026)「2019年12月レオパレス入居率78.91% 空室121,449戸」


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