レオパレス21が、サブリース事業の「月次データ」を、2019年12月6日にプレスリリースした。
その「月次データ」には、サブリース事業のアパートの入居率が書き込まれている。
レオパレスのサブリースアパートの入居率が80%を切ったのは、先月の2019年10月である。10月の入居率は79.49%であった。
10月に入居率80%を切ったが、私はそれは1ケ月だけで、11月には80%以上に戻っているのでは無かろうかと思い、発表を待っていた。
「月次データ」で発表された入居率は、10月よりも、なお悪くなっていた。11月の入居率は79.21%であった。
前月に比し、入居戸数は、1,587戸減っていた。前年同月比では、39,351戸の減少である。
入居戸数が減れば、それに伴い入居率は低くなる。
80.07%、79.49%、79.21%と入居率は月ごとに減少し悪くなっている。
サブリースアパートの入居戸数の減少は、どこまで続くのであろうか。
入居率は、サブリースの利益率ラインである80%を切ったことから、入居率80%以下の状態が続けば、諸費用の持ち出しが続き、企業の事業経営が困難となってくる。
そしてそのことは、レオパレス21とサブリース契約している賃貸人の心理的不安を増大させることになる。
2019年4月以降の入居率は、下記である。
2019年4月 82.35% 2019年5月 81.95% 2019年6月 81.40% 2019年7月 80.67% 2019年8月 80.21% 2019年9月 80.07% 2019年10月 79.49% 2019年11月 79.21%