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2718) 「不動産鑑定士太田謁八氏亡くなる」の鑑定コラム2695)がアクセス19位に 令和6年4月1日アクセス統計

 令和6年(2024年)1月1日〜令和6年(2024年)3月31日迄の3ヶ月間の鑑定コラムアクセス統計を調べて見た。

 1位に、「住宅ローン金利の推移」の題の鑑定コラム1751)が入った。

 このコラム記事のアクセスが急増していると云うことに付いては、2024年3月22日にアップした鑑定コラム2710)「日銀マイナス金利政策大転換 鑑定コラム1751)アクセス数急増」で記した。

 原因は2024年3月19日午後3時半頃に、植田総裁が記者会見で発表した日本銀行のこれまでの金融超超緩和政策の転換発表によるものである。

 植田日銀総裁の金融超超緩和政策の転換発表の前から、その事は新聞等で予測されており、コラム1751)へのアクセスは多かったが、総裁発表により、それに火がついたようであった。

 マイナーな私の鑑定コラムにも、その影響がコラムアクセス1位という具体的数値によって顕れた。

 2位に鑑定コラム1575)「県庁所在都市の市内総生産」が入ったが、これにはどうして2位になったのか、その原因が私にはさっぱり分からない。同コラムは2016年12月4日に発表したコラム記事である。

 2024年1月1日の3ヶ月アクセス統計では5位であった。3ヶ月月たった今回は2位である。

 7年経って、何故今頃ランク2位のアクセスを集めるのか。各県総生産が話題になることがあったのだろうか。

 3位は、「国内で森林を所有する民間企業ベスト4」」の鑑定コラム380)である。3ヶ月前の2024年1月1日のアクセス統計では1位であった。

 炭素排出権に関するコラム記事である。2007年10月に発表した記事である。

 日本に排出権取引所を作れという主張の記事内容であるが、17年経って日本に炭素排出権取引所が出来、取引市場が作られる事になった。

 17年の日時時間が必要であったようだ。日本人の決定は遅いと米国人から云われているが、成る程と思われる時間経過の事実である。

 17年の時間をかけて、日本に炭素排出権取引所を作りあげた人の努力と苦労に頭を下げる。いずれ誰かが、小説を書き、ドラマ化されるのでは無かろうか。

 6位に鑑定コラム1474)「平成28年熊本地震と東証株価」が入った。これは2024年1月1日に発生した能登沖地震に関係したアクセスと思われる。

 同じことは17位に入った鑑定コラム1860)「北陸新幹線金沢駅の一日の乗車人数は7,895人(推定)」にも云える。但しコラム1860)は、2024年3月16日に北陸新幹線が、金沢・敦賀間が延伸開通したことも影響しているかも知れない。

 能登沖地震については、鑑定コラム2678)「2024年1月1日 能登半島震度7の地震」で記事アップしたが、その記事よりも鑑定コラム1474)、1860)の記事が読まれたようである。

 能登沖地震と株価の関係については記していなかった。

 東京証券取引所の日経平均株価を記すと下記である。

    2023年12月29日大納会終値  33,464.17円
        2024年1月4日大発会
          始値   33,193.05円
                    高値   33,299.39円
                    低値   32,693.18円
                    終値   33,288.29円

 能登沖地震は1月1日に発生し、株式市場は閉鎖中の時であった。

 株式取引開始によって、能登沖地震の株価の影響は、▲175円ということの様である。

 前日比▲175.88円である。率にすると、▲0.5%(175.88÷33,464.17=0.0052)の影響と云うことである。

 熊本地震の株価影響は、▲572円の株価下落である。率にすると▲3.4%である。

 13位に、鑑定コラム2551)「東京ビジネスホテル料金1万円以下がなくなった 2023年1月」が入った。

 新型コロナウイルスが日本に上陸し、ウイルス感染の拡大と共に国民の移動制限がなされ、ホテルの利用者が激減した。

 当然客室料金の下落が発生した。

 ビジネスホテル料金は、どの様な料金変移をするであろうかと興味を持ったので、東京、大阪、京都、名古屋の各駅周辺のビジネスホテル料金を、2020年2月から毎月20日前後の料金を調べてきた。

 そして、その調査結果を鑑定コラムに記事として発表して来た。

 その様な調査結果に興味を持ってコラムを読んでくれる人がいるであろうかと疑問を持ちつつ、調査を続けてきた。

 ビジネスホテルの料金のコラム記事が、アクセス20位に入ることは無かった。

 私は東京に住んでいるが、東京のビジネスホテルの料金がいくらしているのか全く興味は無かった。東京のホテルに泊まるという必要性が無いから、料金に関心は向かないのは当然のことである。

 同様に、大阪に住んでいる人、京都に住んでいる人、名古屋に住んでいる人は、それぞれの住んでいる大阪、京都、名古屋駅周辺のビジネスホテル料金なぞ幾らしていようが関係が無いことから興味は無いであろう。

 そうした興味の無い記事など読む人はいないであろう。

 そう思われることもあり、又、新型コロナウイルス感染も下火になった事から、そろそろ調査を辞めようかと思っていた。

 しかし、令和6年4月1日の鑑定コラムアクセス統計で、初めて東京のビジネスホテルの料金のコラム記事が20位以内に入った。

 調査を辞めようと思っていた時の20位以内入りである。

 これには驚き、調査続行すべきか否か迷いが出て来る。

 コラム内容が有用で役だつと思って読んでいる人が居るのであれば、調査し料金発表する意味もあると判断出来る。

 東京駅周辺の2024年1月のビジネスホテルの平均は、発表していないが、データ収集は続けていることから、計算すると、2024年1月18日の料金調査で、平均16,001円である。

 2023年1月の平均料金は13,893円であるから、1年間でホテル料金は15.2%上昇している。

 この料金上昇率が分かるのは、調査しているからであり、やはり調査は重要ということになる。

 19位に鑑定コラム2695)「不動産鑑定士太田謁八氏亡くなる」が入った。

 当該3ヶ月内に発表した記事が、20位内に入るのは極めて稀であり、難しい。それが何故かは私には分からない。その現象は事実である。

 そうした中にあって、不動産鑑定士太田謁八氏の亡くなった記事が19位に入った。

 太田謁八氏を偲ぶ人が多かったということである。太田謁八氏の仁徳であろうか。

 いつだったか太田氏は、中央大学出身の不動産鑑定士が作る不動産鑑定士白門会の会長をなされていたと確か私は聞いたことがあった。田原塾に参加されていて、知り合ったのであるが、惜しい人が亡くなられた。

 令和6年4月1日のアクセス統計一覧は下記である。

 1位  鑑定コラム1751)「住宅ローン金利の推移」
  2位  鑑定コラム1575)「県庁所在都市の市内総生産」
 3位  鑑定コラム380)「国内で森林を所有する民間企業ベスト4」
 4位   鑑定コラム398)「最悪の2008年の箱根駅伝」
 5位  鑑定コラム946)「ショッピングセンターのテナント賃料は坪当り16400円」

6位  鑑定コラム1474)「平成28年熊本地震と東証株価」  7位  鑑定コラム337)「経済的耐用年数とは」 8位  鑑定コラム1549)「地代の期待利回りの求め方」  9位  鑑定コラム479)「ノーベル化学賞の下村脩の息子は映画化のモデルになった米の超有名なハッカー」  10位  鑑定コラム40)「那須の別荘地」 
 11位  鑑定コラム174)「ゴルフ場の固定資産税は高すぎる」  12位  鑑定コラム19)「還元利回りの求め方」  13位  鑑定コラム2551)「東京ビジネスホテル料金1万円以下がなくなった 2023年1月」 14位  鑑定コラム74)「新潟鐵工所と会社更生法」  15位  鑑定コラム1755)「還元利回り、期待利回りの求め方」
 16位  鑑定コラム61)「地代と公租公課倍率法」  17位  鑑定コラム1860)「北陸新幹線金沢駅の一日の乗車人数は7,895人(推定)」  18位  鑑定コラム18)「店舗売上高と家賃割合」  19位  鑑定コラム2695)「不動産鑑定士太田謁八氏亡くなる」  20位  鑑定コラム1380)「丸ビルの賃料の推測」



  鑑定コラム1751)
「住宅ローン金利の推移」

  鑑定コラム1575)「県庁所在都市の市内総生産」

  鑑定コラム380)「国内で森林を所有する民間企業ベスト4」

  鑑定コラム1474)「平成28年熊本地震と東証株価」

  鑑定コラム1860)「北陸新幹線金沢駅の一日の乗車人数は7,895人(推定)」

  鑑定コラム2551)「東京ビジネスホテル料金1万円以下がなくなった 2023年1月」

  鑑定コラム2695)「不動産鑑定士太田謁八氏亡くなる」


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