○鑑定コラム


フレーム表示されていない場合はこちらへ トップページ

田原都市鑑定の最新の鑑定コラムへはトップページへ

前のページへ
次のページへ
鑑定コラム全目次へ

811)シヨッピングセンターの出店舗の家賃は売上高の10%

 シヨッピングセンターに出店している店舗の家賃は、売上高の10%である。

 社団法人日本シヨッピングセンター協会の『SC賃料・共益費 平成21年編』(社団法人日本シヨッピングセンター協会調査研究委員会編 平成22年12月)によれば、シヨッピングセンターに入店している店舗の売上高に対する賃料の比率は、下記の通りである。

    物販店舗(12,135店舗)       9.93% 
        飲食店舗(3,334店舗)     10.42% 
        サービス店舗(2,304店舗)   10.04%

 賃料割合は、売上高の9.93%〜10.42%であり、ほぼ10.0%といえる。

 その平均賃料は、同報告書によれば、下記の通りである。

    物販店舗(12,135店舗)    坪当り  19,177円 
        飲食店舗(3,334店舗)    坪当り  19,916円 
        サービス店舗(2,323店舗)  坪当り  10,510円

 上記2つのデータから、坪当りの売上高が求められる。

  例えば、物販店舗の坪当り月額平均売上高は、

      19,177円÷0.0993=193,122円

である。

 同様にして求めてまとめると、各店舗の月額平均坪当り売上高は、

    物販店舗        坪当り 193,122円 
        飲食店舗      坪当り 191,132円 
        サービス店舗    坪当り 104,791円

である。

 上記売上高を知っていれば、シヨッピングセンターの各売場面積が分かれば、平均的売上高を知る事が出来よう。

 そしてそのシヨッピングセンターの実際の売上高が分かれば、平均の売上高と比較することによって、そのシヨッピングセンターのあるべき位置がわかる。


  鑑定コラム694)
「ショッピングセンターの年間賃料に対する必要諸経費の割合」

  鑑定コラム18) 「店舗売上高と家賃割合」

  鑑定コラム976)「ゼンショーの店舗家賃は売上高の10%」

  鑑定コラム984)「京都府のショッピングセンターの店舗家賃」

  鑑定コラム1012)「店舗売上高と家賃割合の追加」


フレーム表示されていない場合はこちらへ トップページ

田原都市鑑定の最新の鑑定コラムへはトップページへ

前のページへ
次のページへ
鑑定コラム全目次へ