○鑑定コラム
フレーム表示されていない場合はこちらへ
トップページ
田原都市鑑定の最新の鑑定コラムへはトップページへ
前のページへ
次のページへ
鑑定コラム全目次へ
東京の住宅地価の上昇地域が広がってきた。
つまり東京の住宅地の価格が上昇して来たと云うことである。
野村不動産の子会社の野村不動産アーバンネット株式会社が発表している『東京区部住宅地の地価動向』(平成25年7月、平成25年7月1日発表)によれば、
直近3ヶ月の変動率 +1.4%
である。
直近12ヶ月の変動率 +1.8%
である。
平成25年4月の時点では、年間変動率は▲0.4%であった。
これがプラス1.8%になったことは、地価は上昇に転じたと云うことになる。
野村不動産アーバンネットのこの価格調査は、23区内58地点の住宅地の実勢価格によるものである。
三軒茶屋に近い「世田谷区若林3丁目」の住宅地の価格を見ると、下記である。
2012年(平成24年)1月 坪当り210万円
4月 坪当り200万円(▲4.8%)
7月 坪当り200万円( 0.0%)
10月 坪当り200万円( 0.0%)
2013年(平成25年)1月 坪当り200万円( 0.0%)
4月 坪当り200万円( 0.0%)
7月 坪当り200万円( 0.0%)
三軒茶屋に近い「世田谷区若林3丁目」の住宅地の価格が、いつ上放たれるか。興味がある。
都内23区の住宅地58地域の値上がり、値下がり、横ばいの地域数を見ると、下記である。
上昇 下落 横ばい
2012年 4月 4 13 41
2012年 7月 2 14 42
2012年10月 3 8 47
2013年 1月 4 4 50
2013年 4月 17 0 41
2013年 7月 27 0 31
2013年7月は4月に続き下落地域が無くなった。
横ばい地域が減り、上昇地域が増加した。
2013年7月のDI値を求める。
27−0=27
(27÷58)×100=46.6
プラス46.6である。
2012年4月からのDI値を記す。
2012年 4月 ▲15.5
2012年 7月 ▲20.7
2012年10月 ▲ 8.6
2013年 1月 0.0
2013年 4月 29.3
2013年 7月 46.6
東京区部住宅地の価格上昇地域は、2013年(平成25年)4月より、より広がった。
鑑定コラム945)「土地総研と岐阜県不動産鑑定士協会のDI値の関係」
鑑定コラム1054)「商業地価は値上り始めた(2013年1月)」
鑑定コラム507)「不動産業の業況の分水嶺は2007年7月だった」
鑑定コラム1055)「東京住宅地価が底に近づきつつある(25年1月)」
鑑定コラム1066)「東京住宅地価は底を脱した(25年4月)」
鑑定コラム1126)「東京住宅地価DI値は+15.5(25年10月 野村不アーバン)」
▲
フレーム表示されていない場合はこちらへ
トップページ
前のページへ
次のページへ
鑑定コラム全目次へ