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2071)新型コロナウイルス感染者・5週間後 2020年4月9日4869人

 2020年3月5日から4月9日は5週間たった。

 5週間後の新型コロナウイルスの感染者数を記す。

 過去の感染者数は、下記のとおりである。その事について記述した鑑定コラム番号も記す。

      3月05日             306人   鑑定コラム2051)
           3月19日(2週間)    892人   鑑定コラム2060)
            3月26日(3週間)      1266人   鑑定コラム2063)
            4月02日(4週間)       2425人  鑑定コラム2068)
 
 3月5日から5週間経った4月9日時点の新型コロナウイルスの感染者数はどれ程であろうか。

 NHK発表の4月9日10時半現在の感染者数は、4869人である。1週間で2444人の増加である。4月9日は前日比490人増である。

 東京都は、4月2日の感染者は587人、一週間後の4月9日は1338人である。

 東京は、ここ1週間で2.3倍の感染者増である。

 小池知事を責めたく無いが、云いたくなる。東京オリンピック延期決定までは、マスコミ等メディアに全くと云うほど顔を出さなかった。

 東京の新型コロナウイルスの検査数、感染者が甚だ少ないという海外メデイアの指摘に対しても、一切反論等マスコミに姿を現さなかった。

 「知事は何やっているのか?」

の疑問があった。

 それが東京オリンピック延期となると、手のひらを返すごとくテレビ等に姿を現して、騒ぎ始めた。

 そしてオーバーシュートとか、ロックダウンの言葉を言い始めた。

 オーバーシュートとかロックダウンは何を意味するのか。

 既にパンデミックとかアウトブレイクと云う用語があるであろう。

 ロックダウンとは刑務所用語であろう。

 何故知事たる立場の人が、敢えて特殊な刑務所用語を使わなければならないのか。

 私はオーバーシュートとか、ロックダウンの言葉に嫌悪感を感じる。

 その様な言葉を何故知事は使用するのか。英語など使わずに日本語で話したらどうか

 それと同時に、不思議にも感染者数が増え、3月5日時点では感染者数44人で上位4位、3月19日感染者111人で4位の位置にあったが、3月24日に東京オリンピックが延期になると、翌日の25日には171人で北海道を抜いてトップになる。26日には感染者212人でトップになる。それ以後は感染者が飛び抜けて増加し、今や感染者2位の大阪の524人の2.5倍の1338人の感染者がでてダントツのトップである。

 東京都の3月17日以降の感染者の数値を下記に記す。東京オリンピック延期決定以降の増え方は異常であろう。数値はNHK調べの各日10時半現在発表数値である。

              3月17日    90人
              3月18日   102人 +12人
       3月19日   111人  +9人
       3月20日   118人  +7人
       3月21日   129人 +11人 
              3月22日   136人  +7人
              3月23日   138人  +2人
       3月24日   154人  +16人
       3月25日   171人  +17人
       3月26日   212人  +41人
       3月27日   259人  +47人
       3月28日   299人  +40人
       3月29日   362人  +63人
       3月30日   430人  +68人
       3月31日   443人  +13人
       4月01日   521人  +78人

 26日以降の増え方が異常である。ウィルスの潜伏期間は2週間と云われている。2週間前の3月12日は、小・中・校は安倍首相の急遽思いつき政策により休校中の期間であった。

 その期間である3月10日、11日、12日の東京都の感染者は、

       3月10日      64人    0人
              3月11日      67人 +3人 
              3月12日   73人  +6人

の状態であった。

 感染を防ぐと云って学校を全面休校にしていて、2週間後に感染者急増と云うことは、どういうことなのか。その政策は全く無意味な無駄な政策であったと云うことになろう。

 今迄、小池知事以下担当局の人々は何をしていたのかと云いたくなる。

 その様に問えば、当然「一所懸命働いていました。批判される筋合いはありません。」という反論が当然あるであろう。

 「何故急激に感染者が増加したのか。」

と問えば、

 「私には分かりません。」

と先ず間違いなく、責任転嫁の返答が知事以下、全職員から帰って来るであろう。

 4月7日に感染症緊急事態宣言が出されると、小池知事は、軽症者の一時隔離施設として、ビジネスホテルの東横インを1棟借り上げて、8日には11人程度の軽症者を入居させた。

 この行動は、評価出来る。

 廃校閉鎖されている都内の公立小学校・中学校がある。

 ここを発熱外来の仮設診療所及び検査所として、医師会と協力して開設し、熱があり、不安で検査を願っている都民の検査を行う所とすることが必要であろう。

 2020年1月27日に安倍首相は、新型コロナウイルス感染症を指定感染症に認定すると発言した。

 この事より、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」、「感染症法」等の法律の適用により、知事、厚労省、国立感染症研究所は、公衆衛生医療行政の立場から新型コロナウイルスの検体の収集、検体の検査を行ってきた。保健所はその手足となった動いてきた。

 しかし、既に十分検体検査データは集められ、新型コロナウイルスの細菌の内容、感染力等は分かり、新感染症防止のためのワクチンの製造の目途はついたであろう。国民の命を犠牲にしてのデータ収集の検査データの一人占めの行為は止めるべきであろう。

 そうした事から、もう検査は保健所を窓口にしなくてもよいでは無いのか。

 検査のネックは保健所であったのだから、保健所を介しなければ検査出来ないという悪弊は止めなければ駄目だ。

 東京都は検査件数を少なくして、発症者を少なくするという不作為の作為行為をして、今迄やってきた。その役割を保健所が担っていた。もうその様な作為行為は止めた方が良い。

 見つかった軽症の陽性患者及び無症状患者は、経過措置として、借り上げのビジネスホテルで、本人の了承を得てアビガンを投与し、症状の経過を見る。症状が重くなる様であれば、即病院に入院させる。

 オリンピックの為に作った広い室内体育館もあろう。それを野戦病院にして対応することも考えられよう。

 感染経路不明の陽性患者を断たなければ、感染者の増加は止められ無い。

 感染症緊急事態宣言が出されているのであるから、今迄はやっていなかったが、JR、私鉄電車、地下鉄駅改札口付近に消毒液をずらりと並べ、乗車客は、手の消毒をしないと、改札口を通さない、乗せないという事をJR、私鉄、地下鉄の経営者に、都知事はお願いしてもよいでは無かろうか。

 車内換気は今でも強く行っているが、更に強く行い、密集している車内では乗客は話をしないよう車内アナウンスをする様に、JR、私鉄各社に知事はお願いしても良いであろう。

 JR東日本は、長野の新幹線車輌基地で、高額な新幹線列車水没というお粗末な事をやらかしてしまったが、トップは、乗客の手の消毒後の乗車には協力するであろう。

 3月5日から5週間後の4月9日の新型コロナウイルスの感染者数の多い都道府県を記す。NHK調べの感染者数である。クルーズ船・チャター機の感染者は除く。

           感染者数    都道府県名

1338人   東京 524    大阪 356 神奈川 324    千葉 280 愛知 250 埼玉       248    兵庫       224    福岡 208    北海道 155    京都        77    茨城、福井、岐阜  66 石川 41    大分        39    新潟、高知、沖縄        34 宮城、和歌山        30    静岡、奈良   29    福島、群馬 26    栃木、滋賀        25 山梨、愛媛        24 広島  22    山形、熊本        19    長野        17    山口        16 宮崎        15    富山        14    岡山        13    三重、長崎        12 青森        11    秋田、佐賀        4    鹿児島        3    徳島、香川        0    岩手、鳥取、島根
 
 感染者0人の県は、岩手、鳥取、島根の3県である。1週間も同じ3県であった。

 感染者0人の3県は、何故0人であるのか。その原因を調べる必要がある。

 感染者3人、4人の徳島、香川、鹿児島も何故3〜4人なのか、その原因を調べなくてはならない。その原因が分かれば、それを他の県に応用すればよい。

 感染者15人以下の富山、岡山、三重、長崎、青森、秋田、佐賀を調べ、何か共通するものがあるのでは無かろうか。

 この原因分析解明するのが、国立感染症研究所の仕事では無いのか。

 人口が異なるから、感染者数も異なるというものでは無かろう。何かあるはずである。

 具体的データ現象より、その現象が何故生じたのかとその原因を見つけ出すのが、研究者の仕事であろう。

 各地方行政の対応、食生活、行動生活習慣、ウイルスに対抗する体力、血液内の抗体、気候、風土等々、何が原因なのか分からないが、原因解明することによって感染者の増加を止め、減らすことに繋がる。


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