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2084)新型コロナウイルス感染者・9週間後 2020年5月7日15,157人

 2020年3月5日から5月7日は9週間たった。

 9週間後の新型コロナウイルスの感染者数を記す。

 過去の感染者数は、下記のとおりである。その事について記述した鑑定コラム番号も記す。

      3月05日             306人    鑑定コラム2051)
           3月19日(2週間)    892人    鑑定コラム2060)
            3月26日(3週間)      1,266人   鑑定コラム2063)
            4月02日(4週間)       2,425人  鑑定コラム2068) 
            4月09日(5週間)       4,869人  鑑定コラム2071) 
            4月16日(6週間)       8,574人  鑑定コラム2073) 
            4月23日(7週間)      11,867人  鑑定コラム2077) 
            4月30日(8週間)      13,803人  鑑定コラム2080)
 
 3月5日から9週間経った5月7日時点の新型コロナウイルスの感染者数はどれ程であろうか。

 NHK発表の5月7日10時半現在の感染者数は、15,157人である。

 過去の週間毎の新感染者数は、下記の通りである。

                                  累計     新感染者数

      3月05日     306人   3月19日(2週間)    892人 +586 3月26日(3週間)  1,266人 +374 4月02日(4週間) 2,425人    +1159 4月09日(5週間) 4,869人    +2444   4月16日(6週間) 8,574人    +3705 4月23日(7週間) 11,867人  +3293 4月30日(8週間) 13,803人  +1936 5月07日(9週間) 15,157人  +1354

 週間の感染者数は減っていることから、緊急事態宣言の効果は出ていると云えようか。

 東京都は、4月30日の感染者は4106人、一週間後の5月7日は4748人である。

 東京は、ここ1週間で642人増えた。先週は667人の増加であったから、先週に比し少し増加人数は減っている。

 4月8日から東京は感染症緊急事態宣言が出され、大学、学校、店舗の休み、人の非外出の要請がなされ、人の接触交流は大幅に少なくなっているが、先週との比較で、667人が642人に減った程度である。

 8割の接触者数の減として、非外出を知事は叫び、飲食店、店舗の多くはそれに従い、繁華街の人通りは、バタッと止んでいる。それにも係わらず感染者は先週一週間で642人も発生している。

 東京の5月1日〜7日の新感染者数及び三日移動平均感染者数を下記に記す。

                         一日感染者       三日移動平均

       5月1日     45人     68人        5月2日     166人     86人        5月3日     160人     123.7人        5月4日     91人     139人        5月5日     84人     111.7人        5月6日     60人     78.3人        5月7日     36人     60人 計 642人

 東京の感染者の三日移動平均のグラフは、下記である。

 非外出の自粛要請以外にさしたる感染者撲滅の対策を特にしていないように見受けられる小池知事である。このグラフから、あと23日後に感染者が0〜1人に成ると読み取れるか。

 読み取れるとすれば、それはどういう秘策なのか。それを教えて頂きたい。

 唾液でも陰性・陽性が簡単に短時間で出来ることが分かった。

 何度でも云う。医療崩壊を防ぐ為にも。

 発熱外来検査所を造り、唾液によるPCR検査を含めて、PCR検査を大幅に増やし、陰性者と陽性者を区別する。

 見つかった陽性者を、借り上げビジネスホテル、体育館を野戦病院にした野戦病院に全て隔離して、本人の了解をえてアビガンを投与して治療する。2週間で治る人は治る。重症の人は専門病院に移す。そうすればベッドは回転する。

 するべき最初のことは、感染者を見つけ出し、隔離することである。陽性者をみつけ出さなければ、感染者は減らない。

 幾ら8割の非接触減等の自粛政策を続けても、根本的解決方法をとっていないことから、感染者は無くならない、そうした自粛政策を続ければ、続けるほど、日本経済が衰弱するだけである。



コロナ9週間



 緊急事態宣言は5月6日で終わるハズであったが、5月31日迄延長すると安倍首相は専門家の意見を聞いて決めたと、新聞・テレビは報じる。

 6月1日になって、感染者はゼロ人になるという数値的な理論根拠はあるのか。

 自粛が5月31日迄続いて、飲食店、小売店、製造メーカーは大丈夫なのか。

 大丈夫とすれば、その理論的根拠は、どういう根拠なのか。

 対策が最初から間違っており、未だにそのやり方を踏襲して緊急事態宣言の5月末延長を行う厚労省及び日本政府は、日本経済をぶっ壊すのでは無かろうかと私は危惧するが、この厚労省及び日本政府の行動に対して、経済界3団体は何の反応も示さない。飲食店、小売店等の各業界団体も沈黙している。何かおかしい。

 厚労省は、アメリカの新型コロナウイルスの新薬レムデシビルを、5月7日に承認した。アメリカ大統領のトランプ氏が自らの再選の為に急がしていた薬である。

 腎臓を痛める副作用があるという。

 日本のアビガンは未だ、認可せず、アメリカの薬を先に認可するとは、厚労省、安倍内閣は何を考えているのだろうか。

 2020年5月7日10時半の新型コロナウイルスの都道府県の感染者数を多い順に記す。NHK調べの感染者数である。クルーズ船・チャター機の感染者は除く。

           感染者数    都道府県名

  4,748人   東京   1,698    大阪 1,128 神奈川 918 埼玉 914     北海道 860    千葉       677    兵庫       650    福岡 498 愛知 341    京都 271 石川 216 富山       168    茨城   165 広島 150 岐阜 147 群馬 142 沖縄 122 福井 97 滋賀 88 宮城 88 奈良 80    福島 78 新潟 74 高知        73 長野  73 静岡 69 山形        62 和歌山 60    大分 56 山梨 54    栃木        48 愛媛 47    熊本 45 三重 45 佐賀        37    山口 28 香川 26 青森 24 島根        23    岡山 17 長崎        17 宮崎 16 秋田        10    鹿児島        5    徳島 3 鳥取        0    岩手

 感染者0人の県は、岩手の1県である。

 おかしな現象が生じている。栃木は先週は55人であったが、今週は54人に成っている。田原の数字の写し間違いであろうと反論する人がいるかもしれないが、4月30日のグラフの画像プリントアウトを何度見ても55人と成っている。


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