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2751) 東京商業地・地価LOOK令和6年第1四半期 地価DI値+100


 東京商業地の地価LOOKの地価DI値が、+100になった。

 地価DI値は、+100以上に成ることは無いことから、東京の商業地は全部値上がりしていると云うことになる。

 東京の商業地が全て値上がり状態に成った。これはえらいことに成った。

 国土交通省は2024年6月14日に、2024年第1四半期(令和6年1月1日〜令和6年4月1日)の「主要都市の高度利用地地価動向報告」(地価LOOKレポート)の調査結果を発表した。

 地価LOOKレポートは、三大都市圏とその他主要都市の高度商業地及び高度土地利用の住宅地から調査地80地点を選び、四半期毎に、価格数値ではなく、土地価格の状況傾向を調べるものである。

 地価は上昇している、横ばいである、下落しているの傾向を調査するものである。

 その調査は不動産鑑定士によって行われている。

 三大都市圏の一つである東京都は21地点あり、その内商業地は16地点、住宅地は5地点である。

 東京都商業地16地点地点は、下記の地域である。

 丸の内、有楽町・日比谷、銀座中央、八重洲、六本木、虎ノ門、新宿三丁目、歌舞伎町、渋谷、表参道、池袋東口、上野、品川駅東口周辺、青海・台場、中野駅周辺、立川

 この東京都商業地16地点の地価変動の3種別、「上昇」、「横ばい」、「下落」の変動状況を、一つの数値で現す地価動向DI値に変換する。

 算式は、

              上昇地点数−下落地点数
           ─────────────   ×100  = 地価動向DI値      
                   全体の地点数
である。

 令和6年(2024年)第1四半期の地価変動の状況は、下記である。

      上昇   16地点
      横ばい   0地点
            下落    0地点
            計    16地点

 令和6年第1四半期の地価動向DI値は、
                 16−0
             ───── ×100 = +100                             
                  16
+100である。

 前期は青海・台場の1地点が横ばいであったが、今期はその地点も上昇のグループに移動した。


 過去1年少しの四半期の地価動向DI値を記すと下記である。
        令和4年第3四半期    50
        令和4年第4四半期        63
        令和5年第1四半期        69
        令和5年第2四半期        63
        令和5年第3四半期        88
        令和5年第4四半期        94
        令和6年第1四半期       100

 令和元年(2019年)第1四半期〜令和6年(2024年)第1四半期までの地価動向DI値をグラフにすれば、下記グラフである。





東京商業地・地価LOOK 6年第1四半期




  鑑定コラム2408)「地価LOOKの東京商業地価のDI値 -6 薄日差し込む 4年第1四半期」

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  鑑定コラム2740)「地価LOOK全国・令和6年第1四半期の地価DI値は100」


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