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2575) 大阪夢洲地代鑑定の記事5件が上位に 令和5年4月1日アクセス統計

 令和5年(2023年)1月1日〜令和5年(2023年)3月31日迄の3ヶ月間の鑑定コラムアクセス統計を調べて見た。

 1位は、2013年8月13日に記事アップした鑑定コラム1110)「新築パレスホテルの建築費はu42.9万円」である。3ヶ月前の調査と同じである。約10年経って鑑定コラム訪問者アクセス1位になるとは、私には全く理由が分からない。

 2位は、箱根駅伝の寒さ対策に対する運動着を考えょとする鑑定コラム398)「最悪の2008年箱根駅伝」である。

 毎年正月の2日、3日に関東の大学生の長距離陸上選手によって行われる箱根駅伝で発生する低体温・脱水症状の対策を監督・コーチは考えょというものである。この記事は、同行事が行われる1月2日・3日にアクセス集中し、1月〜3月の鑑定コラムアクセス統計の1位とか2位などの上位を占める。

 去年(2022年)の4月1日アクセス統計では3位に入っている。2021年では1位である。

 3位に、大阪夢洲地代鑑定に土地価格、利回り、地代の3つが3不動産鑑定書で一致する鑑定など「100%あり得ないです」と大阪毎日放送(MBS)の生放送で発言した鑑定コラム2543)「夢洲地代関係で大阪毎日放送(MBS)に出演  2023年1月30日」が入った。

 東京に居住していて、今迄東京のテレビ放送局より土地価格等の放送で出演依頼は、幾度かあったが、全て断ってきていた。

 テレビにごつい顔をさらしたくなく、断ってきた。

 今回は、去年2022年12月の初旬に関西のあるテレビ会社が、東京の知り合いの不動産鑑定士に大阪夢洲の地代鑑定についてのインタビューの申込があった。

 知り合いの不動産鑑定士は、案件が賃料(地代)ということもあり、自分一人で対応することに躊躇し、私も一緒に出てくれと頼まれ、仕方なく協力することにした。

 関西のテレビ放送会社のクルーが東京まで出張して来た。テレビインタビューは4時間に及んだ。

 インタビューの数日前に、関西の当該放送局から、情報公開条例で取得した4不動産鑑定業者の鑑定書及び関連の書類が送られてきた。

 インタビューのため、それ等書類に急遽目を通した。

 4つの不動産鑑定書を読みこなすことは大変な労力である。

 それぞれの不動産鑑定士は、自分の鑑定は適正であると信じ込んで書きあげており、それの間違いがどこにあるか見抜く事は、甚だ難しいことである。

 一般の人が不動産鑑定書を読んで、その間違いを見抜く事は、ほぼ出来ないと思われる。

 4不動産鑑定業者の発行した4つの不動産鑑定書は、期待利回りの求め方そのものが分かっていない不動産鑑定士が鑑定をしており、土地価格の求め方等全て間違っており、求められている地代が適正であると担保するものは全く無く、とても適正な鑑定評価と云うことは出来ず、かつ鑑定評価基準違反であることもわかり、関西のテレビ局のインタビューに応じた。

 4時間に及ぶインタビューで、鑑定書の何処がどうして間違っているか、ページの個所を一つ一つ示して説明した。

 インタビュー後一週間ほど経って、インタビューした関西のテレビ放送局の記者より、インタビューのテレビ放映は中止となったという電話が入った。

 理由については、詳しく話されなかった。

 4時間に及ぶインタビューは役たたず無駄であったかと、一緒にインタビーに応じた不動産鑑定士と話しあった。

 そして、新年の2023年1月の中旬のある日、大阪毎日放送(MBS)の記者から、突然1月30日夕方のMBSの4チャンネルの特集番組に30分程度であるが出てくれという電話がはいった。

 それ以降のことについては、鑑定コラム2543)に記してある。

   5位 鑑定コラム2502)
   7位 鑑定コラム2547)
     13位 鑑定コラム2530)
     14位 鑑定コラム2528)
 上記5つの大阪夢州地代鑑定について記した鑑定コラムが、上位20位内に入った。

 6位に、鑑定コラム2533)「地価公示価格等と規準しない土地の不動産鑑定評価額は不適正であるとする判決」が入った。

 不動産鑑定評価にあっては、土地価格を鑑定評価する時には、周辺類似地域にある地価公示価格と規準して土地価格を求めることが義務づけされている。

 地価公示価格と規準していない鑑定について、不適正である等の判決は無いものかと捜した。

 それは、オリンピック晴海選手村土地の評価で、東京都側提出の土地価格調査報告書(それは実質不動産鑑定書である)が、地価公示価格との規準をせずにとんでもない安い土地価格を求めていたことから、その鑑定は判例違反であると云うことを指摘・証明する為に、判例を捜したのである。

 ネットをいじくって判例を捜したところ、不動産鑑定士・税理士の井上幹康氏が経営する「井上幹康税理士不動産鑑定士事務所」(さいたま市中央区上落合2丁目3-2)のホームページ(http://mikiyasuzeirishi.com/)が、土地価格の鑑定評価で、地価公示価格等と規準しなくて求めた土地価格が適正であると云う主張を退けた判決を紹介していた。

 東京地方裁判所の平成30年3月13日の判決(東京地方裁判所 平成28年(行ウ)第67号)であった。

 このコラム記事が上位に入ったことは、この記事は利用価値があると思った人が多くいたと云うことであろう。

 記事を読んだ不動産鑑定士の多くの人は、地価公示価格と規準しなかった場合、この判決を逆に利用されて、裁判で鑑定評価を否定される場面に遭遇するかもしれないということを知ったであろう。

 弁護士は、土地価格等の訴訟で、地価公示価格と規準していない不動産鑑定書が提出されたら、上記判例を証拠として、その不動産鑑定書は不適正であると主張弁論して勝訴できると知ることになったであろう。

 18位に鑑定コラム2558)「京都2023年1月ビジネスホテル料金 先月の▲4%ダウンの8589円」が入った。

 この現象には驚いた。

 今迄3年間、東京、大阪、京都、名古屋駅周辺のビジネスホテル料金を調査し、料金の記事を書いてきたが、まずアクセス上位に入ることは無かった。

 それが、記事アップ1ヶ月も経たないうちに当該1ヶ月だけではアクセストップになり、そして3ヶ月集計で20位以内に入った。

 このことについては、鑑定コラム2567)「京都2023年1月のビジネスホテル料金のコラム記事が読まれている」で記した。


 令和5年4月1日のアクセス統計一覧は下記である。

 1位  鑑定コラム1110)「新築パレスホテルの建築費はu42.9万円」
 2位   鑑定コラム398)「最悪の2008年箱根駅伝」
  3位    鑑定コラム2543)「夢洲地代関係で大阪毎日放送(MBS)に出演  2023年1月30日」
 4位  鑑定コラム946)「ショッピングセンターのテナント賃料は坪当り16400円」
  5位   鑑定コラム2502)「4不動産鑑定会社の内3鑑定会社の土地価格、利回り、地代が一致とは」

 6位  鑑定コラム2533)「地価公示価格等と規準しない土地の不動産鑑定評価額は不適正であるとする判決」  7位  鑑定コラム2547)「「3社の鑑定額が一致  大阪IRの疑惑」の言語でビング検索 2023年2月11日」  8位  鑑定コラム380)「国内で森林を所有する民間企業ベスト4」  9位  鑑定コラム1751)「住宅ローン金利の推移」  10位  鑑定コラム18)「店舗売上高と家賃割合」
 11位  鑑定コラム1879)「地方自治法の「適正な対価」とは」   12位  鑑定コラム174)「ゴルフ場の固定資産税は高すぎる」  13位  鑑定コラム2530)「マイクロソフト・ビングの検索 「大阪夢洲 鑑定地代」 5番目」   14位  鑑定コラム2528)「実質賃料Xはダメ5位、夢洲地代が13位に入る 令和5年1月1日アクセス統計」  15位  鑑定コラム2198)「年賦償還率=利率+償還基金率」
 16位  鑑定コラム2529)「地価公示価格評価担当の不動産鑑定士に2つのお願い」  17位  鑑定コラム2532)「東京オリンピック晴海選手村土地価格の田原講演と新聞『臨海かわら版』」  18位  鑑定コラム2558)「京都2023年1月ビジネスホテル料金 先月の▲4%ダウンの8589円」  19位  鑑定コラム1755)「還元利回り、期待利回りの求め方」  20位  鑑定コラム293)「売上高の28%がホテルの賃料という鑑定書」




  鑑定コラム1110)
「新築パレスホテルの建築費はu42.9万円」

  鑑定コラム398)「最悪の2008年箱根駅伝」

  鑑定コラム2543)「夢洲地代関係で大阪毎日放送(MBS)に出演  2023年1月30日」

  鑑定コラム2502)「4不動産鑑定会社の内3鑑定会社の土地価格、利回り、地代が一致とは」

  鑑定コラム2547)「「3社の鑑定額が一致  大阪IRの疑惑」の言語でビング検索 2023年2月11日」

  鑑定コラム2530)「マイクロソフト・ビングの検索 「大阪夢洲 鑑定地代」 5番目」

  鑑定コラム2528)「実質賃料Xはダメ5位、夢洲地代が13位に入る 令和5年1月1日アクセス統計」

  鑑定コラム2533)「地価公示価格等と規準しない土地の不動産鑑定評価額は不適正であるとする判決」

  鑑定コラム2558)「京都2023年1月ビジネスホテル料金 先月の▲4%ダウンの8589円」



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