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2020年3月5日から5月14日は10週間たった。
10週間後の新型コロナウイルスの感染者数を記す。
過去の感染者数は、下記のとおりである。その事について記述した鑑定コラム番号も記す。
3月05日 306人 鑑定コラム2051)
3月19日(2週間) 892人 鑑定コラム2060)
3月26日(3週間) 1,266人 鑑定コラム2063)
4月02日(4週間) 2,425人 鑑定コラム2068)
4月09日(5週間) 4,869人 鑑定コラム2071)
4月16日(6週間) 8,574人 鑑定コラム2073)
4月23日(7週間) 11,867人 鑑定コラム2077)
4月30日(8週間) 13,803人 鑑定コラム2080)
5月07日(9週間) 15.157人 鑑定コラム2084)
3月5日から10週間経った5月14日時点の新型コロナウイルスの感染者数はどれ程であろうか。
NHK発表の5月14日10時半現在の感染者数は、15,791人である。
過去の週間毎の新感染者数は、下記の通りである。
累計 新感染者数
3月05日 306人
3月19日(2週間) 892人 +586
3月26日(3週間) 1,266人 +374
4月02日(4週間) 2,425人 +1159
4月09日(5週間) 4,869人 +2444
4月16日(6週間) 8,574人 +3705
4月23日(7週間) 11,867人 +3293
4月30日(8週間) 13,803人 +1936
5月07日(9週間) 15,157人 +1354
5月14日(10週間) 15,791人 +634
週間の感染者数は減っていることから、緊急事態宣言の効果は出ていると云えようか。
東京都は、5月7日の感染者は4748人、一週間後の5月14日は4997人である。
東京は、ここ1週間で249人増えた。先週は642人の増加であったから、先週に比し増加人数は大幅に減っている。
4月8日から東京は感染症緊急事態宣言が出され、大学、学校、店舗の休み、人の非外出の要請がなされ、人の接触交流は大幅に少なくなっている。
8割の接触数の減として、非外出を知事は叫び、飲食店、店舗の多くはそれに従い、繁華街の人通りは、バタッと止んでいる。感染者は減ってはいるが、先週一週間で249人も発生している。新感染者ゼロではない。
東京の5月7日〜14日の新感染者数及び三日移動平均感染者数を下記に記す。
一日感染者 三日移動平均
5月8日 23人 39.7人
5月9日 39人 32.7人
5月10日 36人 32.7人
5月11日 22人 32.3人
5月12日 91人 49.7人
5月13日 28人 47人
5月14日 10人 43人
計 249人
東京の三日移動平均の人数は、5月8日が39.7人、5月14日は43人である。三日移動平均で見ると感染者は一週間経っても減ってはいない。
東京の感染者の三日移動平均のグラフは、下記である。
非外出の自粛要請以外にさしたる感染者撲滅の対策を特にしていないように見受けられる小池知事であるが、それだけで右肩下がりに感染者数が激減していることが不思議だ。
唾液によるPCR検査を含めて、PCR検査を大幅に増やし、陰性者と陽性者を区別し、体育館を野戦病院にして陽性者を隔離して、本人の了解をえてアビガンを投与して、感染者を撲滅する対策を行っている様には見えない。
大相撲の三段目力士が、発熱後、保健所や複数の医療機関に連絡したが、受け入れ先が見つからない状態が続き4日ほど検査を受けられず、その後入院したが、新型コロナウイルスが原因の肺炎にかかり13日に無くなった。
大相撲の夏場所は中止になるであろう。
東京都、保健所は、感染者を見殺しにしたと批判されても仕方のない出来事である。
自宅での自粛対策をこのまま続ければ、日本経済は半壊する。
東京株式一部上場のレナウンが、14日倒産し、民事再生法の手続に入ったと、テレビニュースは伝える。
新型コロナウイルスによる自粛要請による店舗休業によって資金繰りに行き詰まっての倒産である。
新型コロナウイルスによる東京一部上場会社倒産第1号とテレビは囃し立てる。
産業界からの新型コロナウイルス対策の批判が、これから強く出て来るであろう。
企業がバタバタ倒れては、職を失い生活出来ない人が続出する。
2020年5月14日10時半の新型コロナウイルスの都道府県の感染者数を多い順に記す。NHK調べの感染者数である。クルーズ船・チャター機の感染者は除く。
感染者数 都道府県名
4,997人 東京
1,762 大阪
1,201 神奈川
983 北海道
970 埼玉
882 千葉
697 兵庫
654 福岡
504 愛知
357 京都
284 石川
222 富山
168 茨城
165 広島
150 岐阜
147 群馬
142 沖縄
122 福井
97 滋賀
90 奈良
88 宮城
81 福島
81 新潟
76 長野
74 高知
73 静岡
69 山形
68 愛媛
63 和歌山
60 大分
57 栃木
57 山梨
48 熊本
46 佐賀
45 三重
37 山口
28 香川
27 青森
25 岡山
24 島根
17 長崎
17 宮崎
16 秋田
10 鹿児島
5 徳島
3 鳥取
0 岩手
感染者0人の県は、岩手の1県である。
神奈川と北海道が順位を3位になったり4位になったりと、よく入れ替わっている。
順位の上下を競っても仕方なかろう。感染者が増えていることには変わりない。感染者を減らすことにもっと努力しなければ成らない。
相変わらず保健所任せの対策ですまし、根本的減少対策をそもそもやっていないのでは無かろうか。
上位12位の富山までは、かなり感染者は増えているが、それ以下の府県はあまり感染者は増えていない。一週間の感染者ゼロの県もかなりある。
そうした中で、先週48人、今週68人の感染者と20人増の感染者を出した県がある。愛媛県である。ひときわ目立つ感染者の増加人数である。何があったのか。
ネットで地元の新聞である愛媛新聞ウエブを覗くと、県内の病院の集団院内感染のようである。
自然発生的に新型コロナウイルス感染症が発生する訳では無いことから、新型コロナウイルスが病院に侵入したハズである。しかし、その伝染経路は現段階では不明であるようである。
毎日、職員・入院患者のPCR検査を行う。
外来者は、PCR検査を病院建物外の敷地内に設けたテント検査所で行い、陰性と分かってからでないと病院建物に入れないというシステムにしないと病院の院内感染を食い止めることは困難であろう。
鑑定コラム2050)「教育の低下を憂う」
鑑定コラム2051)「新型コロナウイルス感染者・各県 2020年3月5日306人」
鑑定コラム2060)「新型コロナウイルス感染者・2週間後 2020年3月19日892人」
鑑定コラム2063)「新型コロナウイルス感染者・3週間後 2020年3月26日1266人」
鑑定コラム2068)「新型コロナウイルス感染者・4週間後 2020年4月2日2425人」
鑑定コラム2070)「新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発令された」
鑑定コラム2071)「新型コロナウイルス感染者・5週間後 2020年4月9日4869人」
鑑定コラム2073)「新型コロナウイルス感染者・6週間後 2020年4月16日8574人」
鑑定コラム2077)「新型コロナウイルス感染者・7週間後 2020年4月23日11867人」
鑑定コラム2080)「新型コロナウイルス感染者・8週間後 2020年4月30日13803人」
鑑定コラム2084)「新型コロナウイルス感染者・9週間後 2020年5月7日15157人」
鑑定コラム2090)「新型コロナウイルス感染者・11週間後 2020年5月21日16,102人」
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