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2830) 不動産業直近1年間の倒産件数286件 2025年1月


 帝国テータバンクが、2025年1月の全国企業倒産集計を発表した。

 全業種の倒産2025年1月の倒産件数は830件であった。

 業種別倒産件数は、下記である。

     建設業     170件
     製造業      87件
     卸売業      89件
     小売業     179件
     運輸・通信業   30件
     サービス業   218件
     不動産業     28件
     その他      29件
           計             830件

 不動産業の2025年1月の1ヶ月の倒産件数は28件であった。2024年1月は26件であったから、2件の増である。

 直近1年間では286件であり、290件のラインを超えずに280件前後で上下推移している。

 ここ1年半の不動産業の各月倒産件数と直近1年間の倒産件数は、帝国データバンク発表の各月倒産件数を利用して作成すると、下記である。

      年月           当該月件数     直近1年間件数

2023年07月 23 269 2023年08月 27 274 2023年09月 21 278 2023年10月 30 291 2023年11月 20 290 2023年12月 21 287 2024年01月 26 292 2024年02月 14 273 2024年03月 28 271 2024年04月 19 271 2024年05月 28 278 2024年06月 19 276 2024年07月 27 280 2024年08月 23 276 2024年09月 25 280 2024年10月 28 278 2024年11月 19 277 2024年12月 28 284 2025年01月 28 286

 2020年12月以降の直近1年の不動産業の倒産件数のグラフは、下記である。



不動産業の倒産件数グラフ  2025年1月



  鑑定コラム2662)「不動産業の倒産が急増している。2023年10月直前1年間の倒産は291件。2022年5月は193件であった」

  鑑定コラム2644)「不動産業の倒産が急増。直前1年間の集計では不動産業倒産の最低は2022年5月の193件で、2023年8月は274件。」

  鑑定コラム2540)「2022年の不動産業の倒産件数は229件」

  鑑定コラム2346)「2021年の不動産業の倒産件数は225件」

  鑑定コラム2217)「2020年の不動産業の倒産は1994年来最低の231件」

  鑑定コラム2747)「不動産業直近1年間倒産件数 2022年5月193件が底か」

  鑑定コラム2763)「不動産業直近1年間倒産件数 2024年7月280件」

  鑑定コラム2778)「2024年8月の倒産件数746件 過去10年の8月の最高 不動産業の倒産件数は23件」

  鑑定コラム2789)「2024年9月の倒産件数741件 10年ぶりの700件越え 不動産業の倒産件数は25件」

  鑑定コラム2821)「2024年の倒産件数9901件 不動産業の倒産件数284件 帝国データバンク発表」


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