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951)ゴルフ場利用者は5月が最も多い

 ゴルフ場の利用者は、売上高と同じく、季節によって大きく異なる。

 ゴルフ場利用者の多い月、少ない月はいつなのか。
 そして平均月利用者数に対して、それぞれの月の利用者数比率はどれ程なのか。

 それぞれのゴルフ場は、自らのデータを持っており、それらのことは分かっているであろう。

 各ゴルフ場の個別事情による形成数値は別として、データをマクロに見てそれらを分析してみる。

 経済産業省がゴルフ場の売上高・利用者数等について、サンプル調査をしている。
 ゴルフ場動態調査である。
 この調査データを使用する。

 平成20年から23年までのサンプリングゴルフ場の各月利用者数のデータは、下記である。
 平均、割合の計算は田原による。


利用者数                  
  平成20年 割合 平成21年 割合 平成22年 割合 平成23年 割合 平均割合
1月 456105 0.588 418792 0.550 461169 0.618 425860 0.582 0.58
2月 343028 0.442 395336 0.520 383427 0.514 368908 0.504 0.50
3月 611415 0.788 567555 0.746 528842 0.708 483060 0.660 0.73
4月 801287 1.033 768781 1.010 735891 0.986 676246 0.924 0.99
5月 999777 1.289 1002258 1.317 986972 1.322 888929 1.214 1.29
6月 950334 1.225 911738 1.198 900656 1.206 871928 1.191 1.21
7月 958082 1.235 876825 1.152 883759 1.184 924442 1.263 1.21
8月 880052 1.134 898242 1.180 834067 1.117 870393 1.189 1.16
9月 930477 1.199 963282 1.266 886930 1.188 871087 1.190 1.21
10月 958888 1.236 936861 1.231 938722 1.257 967404 1.322 1.26
11月 809283 1.043 787721 1.035 818617 1.096 820414 1.121 1.07
12月 611335 0.788 603859 0.794 600393 0.804 614635 0.840 0.81
平均 775839 1.000 760938 1.000 746620 1.000 731942 1.000 1.00


 サンプリングゴルフ場の各年の平均月利用者数は、

     平成20年    775,839人
     平成21年    760,938人
     平成22年    746,620人
     平成23年    731,942人

である。

 ゴルフ場の利用者は大きく減少している。

 平成20年の利用者数を100とすると、各年の利用者の割合は、

     平成20年    100.0
     平成21年     98.1
     平成22年     96.2
     平成23年     94.3

である。

 毎年2ポイントづつ減少している。

 各年の平均月利用者数に対する各月の利用者数割合を求める。
 次いで、求められた平成20年〜23年の4年の各月割合の平均割合を求める。

 その割合は、上記一覧表に計算されているが、下記に再記する。

 雪のため11月〜翌年3月までゴルフ場閉鎖の地域もあろうが、そうした地域のゴルフ場は、また別の割合となることから、ここでは論じない。

     1月    0.58
     2月    0.50
     3月    0.73
     4月    0.99
     5月    1.29
     6月    1.21

     7月    1.21      8月    1.16      9月    1.21      10月    1.26      11月    1.07      12月    0.81

 年間で最も利用者数の少ない月は2月で0.50である。
 平均月利用者の半分である。売上高の場合もほぼ同じであった。

 最も利用者の多い月は5月で1.29である。
 ほぼ平均月利用者数の+30%アップである。

 次いで10月の1.26である。5月と10月はゴルフ利用者の最も多い月と言える。

 8月は暑くてゴルフは避けるが、8月を挟んだ6月、7月、9月は1.21で、平均月利用者の約+20%アップである。

 4月は平均月利用者とほぼ同じである。

   このことは、4月の利用者数を12倍すれば、その年の年間利用者数が推測されると云うことになる。

 上記月別利用者比率でもう一つ分かることは、利用者減は半数になる月はあるが、利用者増は30%増までということである。
 50%増とか100%増の月は無いと云うことである。

 売上高についても云えたことが、利用者数についても云えそうである。

 月別利用者数の比率と月別売上高の比率とは、8月と11月を除くと、良く似た比率を示している。

 両者を対比して見る。

                    利用者          売上高
     1月    0.58       0.59
     2月    0.50              0.48
     3月    0.73              0.74
     4月    0.99              1.00
     5月    1.29              1.29
     6月    1.21              1.20

     7月    1.21 1.19      8月    1.16 1.06      9月    1.21 1.19      10月    1.26 1.28      11月    1.07 1.13      12月    0.81 0.86


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