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不動産鑑定評価とは全く関係無い話です。
2014年8月7日のブルームバーグが、嬉しいニュースを伝える。
そのニュースの記事は、題は、「富士フイルムのインフル治験薬、エボラ出血熱治療に有望か」の記事である。
現在アフリカの西部のギニア、リベリア、ナイジェリア、シェラレオネで猛威を振るっているエボラ出血熱に対しての治療薬として、日本の企業のアメリカ関連会社が治験中の薬が検討されているという記事である。
エボラ出血熱は、感染者の90%は死亡するという怖い病気であり、この病気に対する治療薬は現在無い。
富士フイルムの米国提携企業であるメディベクター(ボストン)の治験薬を、エボラ出血熱の感染者治療薬に使うために、米国防総省が米食品医薬品局と協議しているとブルームバーグは伝える。
保険福祉省ではなく、国防総省がエボラ出血熱の治療薬を捜して居るのである。
WHOは、2014年8月6日現在、エボラ出血熱の感染者は1711人で、死者は932人と発表する。
メディベクターの治験薬は、ファビピラビルという薬で、日本でインフルエンザの薬として治験終了し、日本政府がインフルエンザ治療の薬として認可している。
このファビピラビルと言う薬を発見したのは、富士フイルムの傘下になった富山化学工業の古田要介氏が、1998年に発見したとブルームバーグは伝える。
富山化学工業の古田要介氏が発見した薬が、エボラ出血熱の治療薬として使われ、多くの人々の命が救われることになれば、それは大変うれしいことではないか。米食品医薬品局が承認することを望む。
私がエボラ出血熱を知ったのは、アメリカの映画『アウトブレイク』(ウォルフガング・ペーターゼン監督、1995年)によるものであった。
その映画は、エボラ出血熱とは病名を云ってはいなかったが、エボラ出血熱を題材にしたものであった。
主演はダステン・ホフマンであった。好演技であった。
モーガン・フリーマンも出ていた。
DVDレンタルで見られることを勧める。
富山化学工業のホームページに、ファビピラビルの臨床試験情報が載っている。
下記のアドレスで知ることが出来る。
http://www.toyama-chemical.co.jp/rd/clinical/pack/pdf/JapicCTI-090933.pdf
***追記 2014年8月13日
@ ロイターは、2014年8月12日(08:48 JST)に、次のごとく伝える。
サーリーフ・リベリア大統領が、エボラ出血熱に感染したリベリアの複数の医師を治療する目的で、オバマ米大統領に、米国に治療試薬を提供することを要請していたが、オバマ米大統領はその要請に応える事にしたと。
A 日本経済新聞は、2014年8月12日(10:29)に、ジュネーブの原克彦特派員発として、次のごとく伝える。
世界保健機関(WHO)は、2014年8月9日時点で、アフリカ西部で感染が広がっているエボラ出血熱による死者が1013人、感染者数は1848人に達したと発表したと。
B ウォール・ストリート・ジャーナルは、2014年8月12日(14:00 JST)に、次のごとく伝える。
エボラ出血熱の治験薬「ジーマップ」を開発している米バイオ医薬品会社マップ・バイオファーマシューティカル(カリフォルニア州サンディエゴ)は、11日、未承認のエボラ出血熱治験薬「ジーマップ」は、西アフリカのある国に提供したことで在庫が底をついたと。
***追記 2014年8月16日
@ 時事通信は、2014年8月15日(11:48)に、次のごとく伝える。
日本政府は、WHOなどの国際機関を通じて、西アフリカのエボラ出血熱の医療活動などへの支援のため、150万ドル(およそ1億5000万円)の緊急の無償資金援助を行うことを決めた。
同じ内容を、NHK(2014年8月15日 14:05)、朝日新聞(2014年8月15日 17:26)、日本経済新聞(2014年8月15日 20:38)は伝える。
毎日新聞、読売新聞は、2014年8月16日13時29分現在伝えていない。
A ロイターは、2014年8月16日(04:06 JST)ダカール発として、次のごとく伝える。
WHOは、2014年8月15日エボラ出血熱による死者は、1145人、感染者は2127人になったと発表した。
***追記 2014年8月21日
@ NHKは、2014年8月18日(04:19)に次のごとく伝える。
NHKの取材班が、2014年8月17日にリベリアの首都モンロビアに設置されたエボラ出血熱の治療センターを取材した。
そこにはWHOから派遣された、国立国際医療研究センターの加藤康幸医師が働いていた。
A 時事通信は、2014年8月21日(05:45)ジュネーブ発として、次のごとく伝える。
WHOは、2014年8月18日現在エボラ出血熱による死者は、1350人、感染者は2473人と発表した。
***追記 2014年8月26日
@ 昨日(2014年8月25日)の夜7時半からのNHKの『クローズアップ現代』は、「エボラ感染拡大の真相 緊急事態の現場は」 という放送を流した。
追記2014年8月21日の記事で、NHK取材班が17日に、リベリアの首都モンロビアに設置されたエボラ出血熱の治療センターを取材したという内容のものを書いたが、その取材の状況が放映された。
現地で医療従事する日本人の医師加藤康幸氏が、エボラ出血熱に感染しないことを望む。
A 時事通信、ロイター東京発は、次のごとくニュースを伝える。
時事通信(2014年8月25日13:05)
菅(すが)内閣官房長官は、富士フイルムホールディングス傘下の富山化学工業が、インフルエンザ治療薬として厚生労働省から認可を得た「ファビピラビル(商品名アビガン)」について、「エボラ出血熱への効果がある可能性が指摘されており、各国から照会がある」と述べた。
そして、WHOの要請に応じて提供する意向を示した。
「WHOの結論が出る前でも、緊急の場合は一定の条件の下で個別の要請に応じる用意がある」とも述べた。
ロイター東京発(2014年8月25日 12:55 JST)も「エボラ熱未承認薬提供の用意、WHO要請あれば=菅官房長官」の見出しで、同様なニュースを伝える。
B ロイター(2014年8月25日 08:23 JST)は、ロンドン発として、アフリカ中部のコンゴ(旧ザイール)で、エボラ出血熱の感染が確認され、13人が死んだと伝える。
このエボラウイルスは、西アフリカで猛威を振るっているウイルスとは種類が違うという。
C 時事通信(2014年8月23日05:55)は、ジュネーブ発として、WHOは、2014年8月20日現在エボラ出血熱の死者が1427人、感染者が2615人になったと発表したと伝える。
***追記 2014年8月29日
日本経済新聞(2014年8月28日19:54)は、ジュネーブ原克彦特派員発として、WHOは、2014年8月26日時点で、エボラ出血熱の死者は1552人、感染者は3069人と発表したと伝える。
***追記 2014年9月5日
@ 時事通信(2014年9月5日05:18)は、ジュネーブ発として、WHOは、2014年8月31日現在エボラ出血熱について、
死者 1848人
感染者 3706人
と発表したと伝える。
A 日本経済新聞(2014年9月2日7:35)は、ナイロビの共同通信発として、富士フイルムホールディングス傘下の富山化学工業が開発した未承認の治療薬「ファビピラビル」を、ナイジェリアのチュク保健相が、ナイジェリア国内の感染者に使用する方向で最終的な検討に入ったということを、9月1日に明らかにしたと伝える。
***追記 2014年9月6日
時事通信(2014年9月6日05:38)は、ジュネーブ発として、WHOは、2014年9月5日現在エボラ出血熱について、
死者 2105人
感染者 3967人
と発表したと伝える。
***追記 2014年9月10日
時事通信(2014年9月10日00:47)は、ジュネーブ発として、WHOは、2014年9月6日現在エボラ出血熱について、
死者 2296人
感染者 4293人
と発表したと伝える。
***追記 2014年9月26日
@ ブルームバーグ 2014年9月12日 10:29JST
リベリアで、エボラ出血熱の医療勤務中に、エボラ出血熱に感染した米国人の医師は、治療のため米国に移送された。その治療の手法として、エボラ出血熱の生存者の血漿を注入すると云う治療法が行われた。
A 時事通信(2014年9月23日06:12)は、ジュネーブ発として、WHOは、2014年9月20日現在エボラ出血熱について、
死者 2811人
感染者 5864人
と発表したと伝える。
***追記 2014年9月26日
時事通信(2014年9月25日19:46)は、ジュネーブ発として、WHOは、2014年9月21日現在エボラ出血熱について、
死者 2917人
感染者 6263人
と発表したと伝える。
***追記 2014年9月28日
日本経済新聞は、ジュネーブ原克彦記者発(2014年9月27日 6:57)として、WHOが、2014年9月23日現在、エボラ出血熱について、
死者 3091人
感染者 6574人
と発表したと伝える。
***追記 2014年10月2日
@ 時事通信(2014年10月2日07:38)は、ジュネーブ発として、WHOは、2014年9月28日現在エボラ出血熱について、
死者 3338人
感染者 7178人
と発表したと伝える。
A 時事通信(2014年10月1日08:00)は、ワシントン発として、 アメリカ疾病センター(CDC)は、2014年9月30日に、アフリカから帰国したアメリカ人の一人が、エボラ出血熱に感染していると発表したと伝える。
***追記 2014年10月5日
@ 時事通信(2014年10月4日08:44)は、ジュネーブ発として、WHOは、2014年10月1日現在エボラ出血熱について、
死者 3439人
感染者 7792人
と発表したと伝える。
A NHKのウエブニュース(2014年10月5日07:22)は、フランス政府は10月4日に、エボラ出血熱に感染し、他の未承認薬と併用して富山化学工業が開発したファビピラビルを投与したフランス人の女性の病気が治癒し、病院を退院したと発表したと伝える。
***追記 2014年10月10日
@ 時事通信(2014年10月9日06:13)は、ジュネーブ発として、WHOは、2014年10月5日現在エボラ出血熱について、
死者 3865人
感染者 8033人
と発表したと伝える。
A ロイター(2014年10月9日 04:13 JST)は、9月30日アフリカでエボラ出血熱に感染し、アメリカの病院に入院して治療を受けていたアメリカ人は、8日エボラ出血熱で死亡したと伝える。
B AFP=時事(2014年10月8日 14:56)は、オスロ発として、次のごとく伝える。
ノルウェーの女性医師が、西アフリカでエボラ出血熱に感染し、10月7日帰国し、病院に入院した。
ノルウェー当局は、富士フイルムホールディングス傘下の富山化学工業が開発したインフルエンザ治療薬「ファビピラビル」を使用すると発表した。
***追記 2014年10月12日
時事通信は、2014年10月11日(7:42) ジュネーブ発として、WHOの発表を伝える。
それによると、エボラ出血熱による死者等は、10月8日現在、
死者 4,033人
感染者 8,399人
である。
1ヶ月前の9月10日のWHOの発表では、9月6日時点として、
死者 2,296人
感染者 4,293人
であった。1ヶ月の間に死者が1,737人も増えた。
***追記 2014年10月17日
@ 時事通信(2014年10月15日00:32)は、ジュネーブ発として、WHOは、2014年10月14日に、エボラ出血熱について、
死者 4,447人
感染者 8,914人
と発表したと伝える。
A ロイター(2014年10月16日 08:34 JST)は、10月15日にアメリカで、エボラ出血熱の2次感染の2人目が出たと伝える。
その感染者は、アフリカでエボラ出血熱に感染し、アメリカの病院に入院して治療を受けていたが無くなった人を看護していた人という。
B 時事通信(2014年10月12日 11:18)は、ワシントン発として、次のごとく伝える。
国際通貨基金(IMF)の国際通貨金融委員会は、10月11日に、「エボラ出血熱による人的、社会・経済的影響には強い懸念を示した」。
****追記 2014年10月23日
@ ジュネーブ発時事通信(2014年10月23日07:43)は、世界保健機関(WHO)が2014年10月22日に、2014年10月19日現在のエボラ出血熱患者の情報を伝える。
下記である。
死者 4,877人
感染者 9,936人
A パリ発時事通信(2014年10月20日07:03)は、スペインでエボラ出血熱に2次感染し、治療していた女性は、エボラウイルス陰性反応が出たと伝える。
エボラウイルス陰性反応は、治癒したと言うことを意味する。
一部の新聞では、富士フイルムのグループ会社が開発した抗インフルエンザ薬「ファビピラビル」が投与されたと報じている。
B NHKは、2014年10月21日の夜7時のニュースで、フランス政府は、10月21日に、エボラ出血熱の治療に効果が期待されている富士フイルムのグループ会社の富山化学工業が開発した薬「ファビピラビル」について、来月中旬からギニアで臨床試験を行うと発表したと伝える。
****追記 2014年10月28日
@ 時事通信(2014年10月25日 23:07)は、ジュネーブ発として、WHOが2014年10月25日に、2014年10月23日時点のエボラ出血熱について、次のごとく発表したと伝える。
死者 4,922人
感染者 10,141人
A 日本経済新聞(2014年10月24日 9:37)は、共同通信ナイロビ発として、マリで2歳の少女がエボラ出血熱に感染したと伝える。ギニアに最近行っていたという。
マリでは、エボラ出欠熱の患者発生は初めてである。
B NHK(2014年10月25日 19:00)は、エボラ出血熱にかかったマリの2歳の少女は、死亡したと伝える。
Cロイター(2014年10月24日 6:07)は、ロンドン発として、アメリカの保険会社エピック社が、2014年10月23日に、アメリカの医療従事者等向けに、エボラ出血熱対応の保険を発売することを伝える。
保険料は年間269ドルという。
さすが金融・保険の国のアメリカである。
時勢を反映して保険を作り売り出す。
既に1病院が加入したようである。
****追記 2014年11月1日
@ 2014年11月1日(05:47)の時事通信ジュネーブ発は、WHOが2014年10月31日に、2014年10月29日時点のエボラ出血熱について、次のごとく発表したと伝える。
死者 4,951人
感染者 13,567人
A 共同通信ワシントン発は、2014年10月29日(6:11)に、ロイター電として、アメリカでエボラ出血熱によって死亡した人を看病して感染した看護師は、エボラ出血熱が完治し、テキサスの病院を退院したと伝える。
その前に感染した看護師も既に完治し退院している。
これでアメリカ国内でエボラ出血熱に感染した二人の看護師は二人とも完治したことになる。
B AFPは、2014年10月25日(13:04)に、ワシントンD.C発として、ドメイン名「Ebola.com」が、20万ドル(約2160万円)以上の高値で売却されたと伝える。
「エボラ」と云う名前のドメイン名も売買の対象になるのかと驚く。
考えて見れば、ドメイン名は商標権であり、世界に2つとないものであるから、欲しい人にとっては購入するであろう。
商売上手と云うのは、そうした発想をして、お金を手にして行くのか。
****追記 2014年11月10日
@ WHOがエボラ出血熱の死者・感染者数を訂正
2014年11月6日(07:05)の時事通信ジュネーブ発は、WHOが2014年11月5日に、2014年11月2日時点のエボラ出血熱について、次のごとく発表したと伝える。
死者 4,818人
感染者 13,042人
従前発表していた死者数、感染者数を大幅に下方修正する。
その理由は、集計法を変えたためと云う。
A 2014年11月8日(05:54)の時事通信ジュネーブ発は、WHOが2014年11月7日に、2014年11月4日時点のエボラ出血熱について、次のごとく発表したと伝える。
死者 4,960人
感染者 13,268人
****追記 2014年11月13日
2014年11月13日(09:41)、ロイター通信は、共同通信ジュネーブ発として、WHOは、2014年11月12日に、2014年11月9日時点のエボラ出血熱について、次のごとく発表したと伝える。
死者 5,160人
感染者 10,498人
****追記 2014年11月20日
2014年11月20日(05:57)、共同通信は、ローマ発として、WHOは、2014年11月19日に、2014年11月16日時点のエボラ出血熱について、次のごとく発表したと伝える。
死者 5,420人
感染者 15,145人
****追記 2014年11月26日
@ 2014年11月22日(05:44)、共同通信がローマ、ワシントン発として、WHOは、2014年11月21日に、2014年11月18日時点のエボラ出血熱について、次のごとく発表したと伝える。
死者 5,459人
感染者 15,351人
A 2014年11月21日(02:38)、ロイターはワシントン発として、アメリカ証券取引委員会は、20日に、エボラ出血熱に関する治療薬や感染防止の製品を扱っていると云う偽りの情報提供をして、投資家からお金を集めているアメリカ店頭市場上場の4社を売買停止処分にしたと伝える。
アメリカの会社は、金儲けのためなら、嘘偽りを述べてでも資金を集めるようである。
B 2014年11月25日(00:10)、共同通信はローマ発として、イタリア保健省は24日に、西アフリカのシエラレオネに派遣されていたイタリア人の男性医師が、エボラ熱に感染していることが確認されたと発表したと伝える。
イタリア人の医師にも、エボラ出血熱の感染が広がった。
****追記 2014年12月2日
@ 2014年11月27日(11:30 JST)、ロイターはジュネーブ発として、WHOは、2014年11月26日に、2014年11月23日時点のエボラ出血熱について、次のごとく発表したと伝える。
死者 5,689人
感染者 15,935人
A 2014年11月27日(18:43)、共同通信は、中国が開発したインフルエンザの薬が、富山化学工業が開発したファビピラビルの特許を侵害している疑いがあり、親会社の富士フイルムが調査し始めたと伝える。
B 2014年11月28日(17:56)、時事通信はベルリン発として、次のごとくのAFP電を伝える。
ドイツ政府は、移動しながら高度の治療が出来るエボラ出血熱患者専門の医療専用機を導入した。
専用機の名前は、「ロベルト・コッホ」と云う。
C 時事通信(2014年11月30日 6時52分)は、WHO(世界保健機関)は、2014年11月29日に、11月25日時点で、エボラ出血熱による死者等を、
死亡者 6,928人・・・・・鑑定コラム1285)で6,002人と訂正する
感染者 16,169人
と発表したと伝える。
****追記 2014年12月3日 WHOしっかりせい 誤報を2度もだすな 鑑定コラム1285転載
2014年12月2日(13:06)、ジュネーブ発のAFPは、WHOは、2014年12月1日に発表したエボラ出血熱の死亡者数6,928人は、約1,000人多かったと訂正すると、下記のごとく伝える。
シエラレオネ、ギニア、リベリアの3か国における死者は,5987人、その他の国の死者が15人で、世界全体では6,002人であると。
誤った理由は、「リベリアの合計死者数の報告に誤りがあった」ということのようである。
WHOが、エボラ出血熱の死亡者の人数を下方修正するのは、これで2回目である。2014年11月6日にも下方修正の発表を行った。
2回も発表数値の下方修正をするのでは、WHOの発表数値をそのまま鵜呑みにして信用することは出来ないであろう。
発表される数値は、また後日訂正されるのでは無いのかという疑問を抱いていなくてはならない。
それは不幸な事だ。
鑑定コラム1283)の死者6,928人を、6,002人に訂正する。
鑑定コラム1285転載
****追記 2014年12月30日
@ 2014年12月9日(9:45)AFP
AFPは、スイス・ジュネーブ発として、次のごとく伝える。
WHOは、2014年12月8日、エボラ出血熱の死亡者等について、下記のごとく発表した。
死者 6,346人
感染者 17,834人
A 2014年12月12日(19:04)時事
時事通信は、シェラレオネより帰って来た国立感染症研究所の有馬雄三主任研究官、島田智恵研究員の話を伝える。
シェラレオネで感染者が増えている原因の一つとして、「遺体を清めた水を、自分の体に掛ける現地習慣が主な感染原因である」と述べる。
B 2014年12月20日(23:47)時事
時事通信は、ベルリン発として、次のごとく伝える。
WHOは、2014年12月19日付で、エボラ出血熱の死亡者等について、下記のごとく発表した。
死者 7,373人
感染者 19,031人
エボラ出血熱の死亡者が、7,000人を超えた。
C 2014年12月26日(9:08) 共同=日経
日本経済新聞は、共同通信のロンドン発として、次のごとく伝える。
英国エリザベス女王は、2014年12月25日にクリスマスメッセージとして、「エボラ出血熱などの病気や紛争の犠牲者を救うため、自分の危険を顧みず、海外に出かけて行く無私無欲の支援者や医療ボランティアに深く感動した。」というメッセージを述べた。
****追加 2014年12月31日
共同通信ナイロビ発(2014年12月30日15:18)は、下記のごとく伝える。
WHOは、2014年12月29日に、エボラ出血熱の死者等について、2014年12月27日時点として、
死者 7,842人
感染者 20,081人
と発表した。
鑑定コラム931) 「富山・高岡のホテル・旅館に嫌われた」
鑑定コラム1220) 「木村伊兵衛の秋田おばこ」
鑑定コラム1159) 「日本で医薬学会はどれ程開かれているのか」
鑑定コラム1255) 「エボラ出血熱の死者3091人」
鑑定コラム1257) 「エボラ出血熱の治療に日本の薬が使われた」
鑑定コラム1259) 「株式市場はエボラ出血熱におびえる」
鑑定コラム1262) 「エボラ出血熱は拡大し、死者は4000人を越えた」
鑑定コラム1283) 「エボラ出血熱死亡者が著しく増加している」(鑑定コラム1285で訂正する)
鑑定コラム1285) 「WHOしっかりせい 誤報を2度もだすな」
鑑定コラム1295) 「日本の株式もエボラ出血熱におびえる」
鑑定コラム2046) 「動きが遅い厚生労働省 ファビピラビルの使用」
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