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696) 鑑定コラムで読まれている記事上位10(2010年10月1日)

 2010年7月1日から2010年9月30日までの3ヶ月の間で、当ホームページの鑑定コラムの記事で、どの記事が最も多く読まれたか、統計を取って見た。3ヶ月ごとの恒例のコラム集計分析である。

 次の通りである。
 一応アクセスがあったということは、その記事は読まれたと解釈する。
 統計をとって何になるのかと思う人もいるであろうが、何かになるのである。
 自前のデータを持つことによって、自分なりの世の中の変動状況を読み取ることが出来るのである。

 新聞等で書かれる他人の分析によるものでなく、自分で分析し自分の考えを持つことが出来るのである。このことは、強い判断武器になる。

 1位   鑑定コラム287) 「1坪とは」
  2位   鑑定コラム337) 「経済的耐用年数とは」
 3位   鑑定コラム268) 「定期借地権の地代」
 4位   鑑定コラム212) 「2004年東京のRC造の建築費は1平方メートル20.6万円」
 5位   鑑定コラム684) 「賃貸事務所ビル経費率」

 6位   鑑定コラム677) 「 『不動産鑑定業の教科書』著者井上明義」 7位   鑑定コラム687) 「既存不適格容積率オーバーの建物の建つ土地の建付増加アップはない」 8位   鑑定コラム19) 「還元利回りの求め方」 9位   鑑定コラム676) 「利回り革命と逆利回り革命」 10位   鑑定コラム219) 「家賃評価の期待利回りは減価償却後の利回りである

 以上の10件が、2010年7月から9月までの3ヶ月間の期間の上位10の記事である。

 順位1位、2位は、3位は、3ヶ月前と同じランクに位置する。

 順位4位には、2005年4月に記事アップした「2004年東京のRC造の建築費は1平方メートル20.6万円」が入った。これには私は驚いた。どうして2004年の東京のRC造の建築工事費が知りたいのか。私にはさっぱり分からない。
 しかし、アクセスがあった事は、知る必要性があり、役にたったと思いたい。

 5位は、事務所ビルの経費率の実例による分析結果の記事である。
 このデータは鑑定評価の実務、不動産取引業者のビル価格の値決めにも大いに利用出来るであろう。

 6位は、三友システムの井上明義氏の著書の宣伝記事である。このコラムがベスト10に入る程のアクセスがあった事に驚く。少しは井上氏の本の販売に協力したか?
 その本に、日本の不動産鑑定士の中で、大学で教授として不動産鑑定評価を教えているのは2人しか居なく、そのうちの一人が私ということが紹介されていたので、自己宣伝も兼ねて書いた記事である。自身ややはにかむ記事内容である。

 7位は建付増加について、既存不適格容積率オーバーの建物の建つ土地の建付増加アップはないという記事である。
 賃料の鑑定評価において、東京地裁の鑑定人不動産鑑定士が、既存不適格容積率オーバーの建物の建つ土地について、建付増加をして賃料を求めていた。
 賃借人側の代理人弁護士は、カンカンになって怒っていた。又あきれていた。
 その不動産鑑定士は、若いが東京においてはかなり著名な人である。
 この様な考えで、地裁鑑定人として賃料の裁判鑑定をやってもらっては、はた迷惑であるが。本人はそれが分からないから始末に負えない。

 8位は、常にベスト10に入っている常連の記事である。還元利回りとはどういうものかという事に付いて、常にそれについて知りたいと思う人がいる。
 今迄にどれ程の人が、この記事を読んだのであろうか。

 9位は株式、債券の取引に使われる言葉である。不動産或いは不動産鑑定に関する利回りと思って記事を読んだ人がかなりいたのではないかと思う。

 10位の記事が10位に入ることを知って、不動産鑑定士である自分としても恥じる。鑑定評価の賃料評価を行う不動産鑑定士のレベルは相当劣化していると判断せざるを得ない。
 劣化していることが本人は分からず、間違った賃料鑑定書を書いて、自分の賃料鑑定書は正しいんだと思い込んで、大通りを闊歩されては、こちらはたまらない。

 裁判官が、これまた全く鑑定評価にずぶの素人に近いから、益々始末に負えない。

 鑑定人不動産鑑定士も含めて不動産鑑定士ょ、そして裁判官ょ、もっと賃料鑑定について基礎から勉強してくれませんか。

 社団法人日本不動産鑑定協会そして国交省の地価調査課に云いたい。
 賃料(収益)あっての価格である。価格あっての価格では無い。価格あっての賃料でもない。

 もっと賃料というものに関心を持って、賃料の大切さを知り、間違いだらけの賃料鑑定書の横行を防ぐ手立てを考えて頂けないものか。

 賃料と価格とは無関係であると裁判所で言い放ったトンチンカンな不動産鑑定士がいるが、収益価格、収益還元法の基礎にあるのは賃料ですょ。

 アクセスの多い上位10のコラムとはどういう内容のものか、改めて興味を持たれた方は、下記鑑定コラムをクリックすれば、記事に繋がります。


 1位   鑑定コラム287) 「1坪とは」

2位   鑑定コラム337) 「経済的耐用年数とは」

3位   鑑定コラム268) 「定期借地権の地代」

4位   鑑定コラム212) 「2004年東京のRC造の建築費は1平方メートル20.6万円」

 5位   鑑定コラム684) 「賃貸事務所ビル経費率」

 6位   鑑定コラム677) 「 『不動産鑑定業の教科書』著者井上明義」

7位   鑑定コラム687) 「既存不適格容積率オーバーの建物の建つ土地の建付増加アップはない」

8位   鑑定コラム19) 「還元利回りの求め方」

9位   鑑定コラム676) 「利回り革命と逆利回り革命」

10位   鑑定コラム219) 「家賃評価の期待利回りは減価償却後の利回りである」


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