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2884) 2025年6月再びの不動産業直近1年間の倒産件数303件


 帝国テータバンクが、2025年6月の全国企業倒産集計を、2025年7月8日に発表した。

 2025年6月1ヶ月の倒産件数は、869件(前月は835件)であった。

 不動産業の2025年6月の倒産件数は22件である。1年前の2024年6月の倒産件数は19件であった。

 不動産業の全業種に占める倒産件数の割合は2.5%である。

 2025年6月の不動産業直近1年間の倒産件数は、303件である。

 2025年4月の過去最高の倒産件数の303件と再び同じになった。

 再びの過去最高の倒産件数である。

 年間303件の倒産件数とは、月間に換算すると、

      303件÷12=25.25件

である。月25件の倒産件数ということになる。

 来月はどういう動きとなるか。増加するか、減少するか。


 2023年7月以降の不動産業の各月倒産件数と直近1年間の倒産件数は、帝国データバンク発表の各月倒産件数を利用して作成すると、下記である。

      年月           当該月件数     直近1年間件数

2023年07月 23 269 2023年08月 27 274 2023年09月 21 278 2023年10月 30 291 2023年11月 20 290 2023年12月 21 287 2024年01月 26 292 2024年02月 14 273 2024年03月 28 271 2024年04月 19 271 2024年05月 28 278 2024年06月 19 276 2024年07月 27 280 2024年08月 23 276 2024年09月 25 280 2024年10月 28 278 2024年11月 19 277 2024年12月 28 284 2025年01月 28 286 2025年02月       21          293 2025年03月       31          296 2025年04月       26          303 2025年05月       25          300 2025年06月       22          303

 2020年12月以降の直近1年の不動産業の倒産件数のグラフは、下記である。



不動産業の倒産件数グラフ  2025年6月



  鑑定コラム2662)「不動産業の倒産が急増している。2023年10月直前1年間の倒産は291件。2022年5月は193件であった」

  鑑定コラム2644)「不動産業の倒産が急増。直前1年間の集計では不動産業倒産の最低は2022年5月の193件で、2023年8月は274件。」

  鑑定コラム2540)「2022年の不動産業の倒産件数は229件」

  鑑定コラム2346)「2021年の不動産業の倒産件数は225件」

  鑑定コラム2217)「2020年の不動産業の倒産は1994年来最低の231件」

  鑑定コラム2747)「不動産業直近1年間倒産件数 2022年5月193件が底か」

  鑑定コラム2763)「不動産業直近1年間倒産件数 2024年7月280件」

  鑑定コラム2778)「2024年8月の倒産件数746件 過去10年の8月の最高 不動産業の倒産件数は23件」

  鑑定コラム2789)「2024年9月の倒産件数741件 10年ぶりの700件越え 不動産業の倒産件数は25件」

  鑑定コラム2821)「2024年の倒産件数9901件 不動産業の倒産件数284件 帝国データバンク発表」

  鑑定コラム2830)「不動産業直近1年間の倒産件数286件 2025年1月」

  鑑定コラム2844)「2020年12月以降不動産業直近1年間の最高倒産件数293件 2025年2月」

  鑑定コラム2849)「2020年12月以降不動産業直近1年間の最高倒産件数更新296件 2025年3月」

  鑑定コラム2857)「不動産業直近1年間の倒産件数300件を超える 2025年4月」

  鑑定コラム2875)「不動産業直近1年間の倒産件数300件丁度 峠か足踏みか 2025年5月」


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